クラウド型サイトコントローラー「ねっぱん!」とAirbnbが連携開始。民泊は連携対象外

株式会社クリップスは10月29日、同社が提供する無料のクラウド型サイトコントローラー「ねっぱん!」とAirbnbが同日よりシステム連携を開始したことを公表した。

「ねっぱん!」は宿泊施設向けのサービスで、複数の宿泊予約サイトの在庫・料金・予約情報を一括管理できる無料のクラウド型サイトコントローラーだ。2018年10月15日時点で8,100軒を超える施設が利用している。サービスを連動している宿泊予約サイトは、一休やじゃらん、Reluxなどがあり、Airbnbとの連携で連携先は合計71サイトとなった。

今回の連携により、Airbnbにおいても、すでに「ねっぱん!」と連携している他のOTAと同様に、ねっぱん!において部屋タイプでの在庫一括管理、プラン単位での料金一括管理、予約情報の取得が可能となる。ただし、「ねっぱん!」とAirbnbが連携できる宿泊施設は、旅館、オーベルジュ、町屋、ゲストハウスなどで、特区民泊や住宅宿泊事業法の施設、チェーンホテル、ビジネスホテル、カプセルホテルは連携の対象外となっている。

「ねっぱん!」はこれまで、楽天LIFULL STAYの民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」や、セルフチェックインシステム「民泊イン」、エアホストの宿泊管理システム「AirHost PMS」等とも連携しており、宿泊施設オーナーの運営業務の利便性を高めるとともに、集客拡大に向けたサポートを行ってきた。

なお現在、12月20日までに「ねっぱん!」のサービスを申し込むと接続設定料が無料となるキャンペーンが行われている。連携対象となる宿泊施設の事業者は新規顧客の獲得に向け、導入を検討してみてはいかがだろうか。

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(Livhubニュース編集部)