サイトコントローラー「ねっぱん!」、楽天LIFULL STAYの民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」と連動開始

株式会社クリップスは8月22日、同社が提供する無料のクラウド型サイトコントローラー「ねっぱん!」と、楽天LIFULL STAY株式会社が運営する民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」が、同日に連動開始したことを公表した。

これにより、「ねっぱん!」を利用する宿泊施設オーナーは、「ねっぱん!」と連携するじゃらんや一休、Reluxなど他の宿泊予約サイトと同様に、Vacation STAYに在庫を掲載できるようになり、新たに販売経路を拡大できる。

ねっぱん!とVacation STAYが連動開始

なお、「ねっぱん!」を通じて、Vacation STAYでの販売を希望する宿泊施設オーナーは別途、Vacation STAYへの物件登録が必要だ。物件登録の流れは、物件の基本情報や決済方法、ハウスルールを所定のフォームに入力し、各公的機関からの審査結果通知や営業許可書等をサイト上でアップロードする。その後、クリップス社のスタッフによる確認が完了した物件がVacation STAYで販売可能となる。

「ねっぱん!」は宿泊施設向けのサービスで、複数の宿泊予約サイトの在庫・料金・予約情報を一括管理できる無料のクラウド型サイトコントローラーだ。2018年7月末日時点で7,700軒を超える施設が利用している。サービスを連動している宿泊予約サイトは、一休やじゃらん、Reluxなど、合計で69サイトある。

一方、Vacation STAYは、個人・法人のホストが登録した民泊施設や簡易宿所などを宿泊予約できるサイトだ。今年6月15日の住宅宿泊事業法の施行に合わせて開設された。掲載する施設は、住宅宿泊事業法に基づく届出や、特区民泊の認定、旅館業法に基づく簡易宿所の許可を受けた施設となっている。

「ねっぱん!」はこれまで、セルフチェックインシステム「民泊イン」や、エアホストの宿泊管理システム「AirHost PMS」、そして旅行検索サイト「Share Ticket」、ホテルシステム「accommod」等とも連携しており、宿泊施設オーナーの運営業務の利便性を高めるとともに、集客拡大に向けたサポートを行ってきた。

オーナーのニーズに応えるべくさまざまなサイトおよびシステムと連携を進めている「ねっぱん!」が、今後どのようなサービスを展開していくのか引き続き注目だ。

【物件登録詳細ページ】ねっぱん!サイトコントローラーとの連携方法
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(Livhubニュース編集部)