米民泊サイト最大手のAirbnbは10月18日、太陽光発電事業者のSolarCityと提携し、新たに太陽光パネルを自宅に設置した民泊ホストに対して、現金で最大1,000米ドルをキャッシュバックする取り組みを開始すると発表した。
太陽光パネルの設置作業やメンテナンス、融資サポートなどは全てSolarCityが担当する。キャンペーンは2017年3月までで、以降はキャッシュバック金額が750米ドルになる。
対象となる民泊ホストはSolarCityが操業している地域に限定されており、該当地域は米国内を中心とした海外諸地域となっている。民泊ホストはこの仕組みを導入することにより、より環境に優しい宿泊体験をゲストに提供しつつ、太陽光発電を通じて自身の物件の電気代を節約することもできるようになる。
そもそも民泊はホテルなどに宿泊する場合と比較してエネルギーや水の使用量、廃棄物などが少なく、より環境に優しい旅行のスタイルだが、今回のAirbnbとSolarCityの提携はよりグリーンな民泊を普及させることになりそうだ。
この機会を活かしてどれだけ多くの民泊ホストが太陽光パネルを設置するのか、今後の広がりが注目される。
【参照サイト】Airbnb Partners With SolarCity to Bring Solar Energy to the Home Sharing Community
(Livhubニュース編集部)


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