独自動車大手アウディとAirbnbは、8月1〜2日にかけて開催されるサッカークラブ対抗カップ戦の「2017 アウディカップ」で、バイエルン・ミュンヘンの本拠地スタジアムでもあるアリアンツ・アレーナを壮大なピッチサイドの「ホーム(家)」に変身させる特別企画を行う。サッカーファンにとってこの上なく快適で夢のような座席のチケットをサッカーに夢中の一家が手にすることになる。
スポーツ選手とファンとの壁を打ち破るファミリー向けの宿泊施設で、寝室とリビングが、タッチラインからわずか数メートルのところに設置される。試合終了後には、世界王者のドイツ代表ジェローム・ボアテング選手がホストを務める予定だ。
選出された家族は、アリアンツ・アレーナのタッチライン際で、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリード、リバプール、ナポリというビッグクラブの4試合を、自分のリビングルームから間近で観戦することになる。家族はミュンヘン空港に到着すると、自律走行車のAudi A7“Jack” がスタジアムまで快適に運ぶ。一家の子供は希望する選手のエスコートを務め、試合後は勝利チームと共に祝うこともできる。
申し込みの際は、今までに経験した最高のサッカー関連の家族の思い出を共有することが求められる。最も独創的で創造的な一家族というのが、選出の基準だ。こちらのサイトから申し込みが受け付けられている。
申し込みたいが子供がいない、若しくはスタジアムに泊まってみたいが、注目を浴びるのはちょっと恥ずかしいという人は、スタジアムのスタンドにあるVIPルーム等を試合日以外にホテルとして提供している海外クラブがあるので、機会があったら宿泊するのも手だ。
窓越しに見える中庭の緑のサッカーピッチに興奮してしまって、ぐっすり眠れるかは宿泊者次第となるが、どちらにしても夢を見られるのは間違いなさそうだ。
【参照サイト】Audi and Airbnb to Transform Stadium into a Home
(写真:Audi and Airbnb to Transform Stadium into a Homeより)
(Livhub ニュース編集部)
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