Airbnb、ゴールデンウィークの平均宿泊日数が5日に。国内ゲストが82%増加

民泊世界最大手のAirbnbは4月20日、ゴールデンウィークの国内旅行平均宿泊日数が去年の3日を大きく上回る5日となり、利用者の増加率が82%に拡大したことを公表した。

Airbnbによると、国内ゲストは例年にも増して、地方に足を伸ばし、ゆっくりと旅を楽しむ傾向にあるという。今年の大型連休期間(2017年4月29日~5月7日)にAirbnbを利用する国内旅行の平均宿泊日数は、昨年の3日間を大きく上回り、5日間と長期旅行の傾向にあるほか、平均人数は3名と、グループ旅行の人気が高まっている。

大型連休期間の人気訪問先は1位「沖縄県宮古島市」、2位「鹿児島県鹿児島市」、3位「神奈川県小田原市」、4位「広島県尾道市」、5位「愛媛県松山市」である。

これを受け、Airbnbは「大型連休期間や夏休みに人気のお部屋5選」を紹介している。

1つ目は沖縄県宮古島、「絶景と静寂のコテージ」だ。青い海、白い砂浜、星空が美しい宮古島。丘の上のプライベートな一画で、お風呂を含む各部屋から、静寂と美しい海の絶景を楽しめる。1棟貸切で4名までが宿泊できる。宿泊料金は1泊約9,995円からとなっている。

ホストのミズキさん、マサさんは以下のようにコメントしている。

「宮古島の魅力は、なんと言っても青く透き通った海と沖縄ならではの温暖な気候です。特に前浜ビーチは東洋一のビーチとして人気スポットの一つです。夏は日が暮れるのも遅いため夕方までビーチで泳ぐことが可能で、シュノーケルやダイビングを楽しむことができます。海だけでなく、満天の星空やサンセットクルージング、バーベキューなど、宮古島の夏ならではをぜひお楽しみください」

2つ目は広島県尾道、「百島のペンション」だ。目の前に砂浜と海が広がる瀬戸内隠れ家。広々したダイニングキッチンで、目の前の海で釣った魚の料理を楽しむことも可能だ。釣具やBBQセットを借りることもできる。1棟貸切で4名までが宿泊できる。宿泊料金は1泊約32,396円からとなっている。

ホストのトモオさんは以下のようにコメントしている。

「尾道駅前より船で約30分。日本遺産に選ばれた尾道水道の景観、瀬戸内海の多島美をお楽しみ頂きながらお越しください。目の前に砂浜と海が広がるお部屋では、釣具、シネマセット、バーベキューセットなど、様々な道具をご用意しております。大切な方と共に過ごす時間、ひとりで余暇を過ごす時間、思い思いの形をゆっくりお楽しみください」

3つ目は広島県尾道、「尾道の坂の上のお部屋」だ。混沌とした町並みが人気の尾道の中でも、茶園文化の栄えた天寧寺坂にある家だ。元々は地元豪商の別荘だった建物には、茶席や日本庭園があり、二階からは海、尾道大橋と旧市街が見渡せる。シェアルームとなっており、8名までが宿泊できる。宿泊料金は1泊約5,259円からとなっている。

4つ目は愛媛県しまなみ街道、「築100年の古民家」だ。しまなみ海道の大島は村上水軍の本拠地で、魚のおいしい島として有名だ。海を望む高台の築100年の元庄屋の家で、畳に太い梁、白壁が特徴の落ち着いた空間となっている。「菜の花部屋」を民泊用に貸し出しており、定員は2名。宿泊料金は1泊約7,492円からとなっている。

ホストのマキコさんは以下のようにコメントしている。

「サイクリストの1日コースとして、大島友浦港から因島の土方(ハブ)港までフェリーで行き、そこから大島までサイクリングで島々を巡るコースは初心者にも喜ばれています。また『村上海賊』で有名な大島カレイ山に登り雄大な景色を眺めた後は、スピード感あふれる潮流船に乗り海賊気分を味わうのも爽快でオススメです。青い空と海、緑の山の恵みは観て食べて楽しむことができます」

5つ目は愛媛県松山の「海沿いのお部屋」だ。瀬戸内海が目の前に広がる3階建ての家で、海側が全面ガラス張りになっているため、一日中いろんな海を楽しむことができる。また、海を見ながらキッチンで料理をするというひと時を過ごすこともできる。1棟貸切で4名まで宿泊可。宿泊料金は1泊約18,000円からとなっている。

ホストのワコさんは以下のようにコメントしている。

「小さな静かな町の瀬戸内海が目の前に広がる絶好のロケーションなので、観光ではなく、このお家でのんびりとお料理を作ったり、読書や映画鑑賞、もしくは何もせず海を眺めたりして過ごすのがオススメです。何よりも嬉しいのは地元で採れる新鮮な魚介類やお野菜、フルーツがすぐ近くで手に入ること。手間をかけずにシンプルに頂くのが最高の贅沢ですが、もちろん海に運んでビーチピクニックも。そして、一日の終わりの夕陽は、是非楽しんで頂きたいです」

また、Airbnbでは大型連休期間に予約を受け付けている「体験」や、3月に開始したばかりの「ガイドブック」機能で早くも話題となっている人気の東京「ガイドブック」TOP3も公表した。

まず、大型連休期間にオススメの東京「体験」は「琴、着付け体験」と「生け花体験」だ。

「琴、着付け体験」は、この道30年の琴のスペシャリストであるユカさんがホストをつとめる。手作りの着物に身を包みながら、琴と三線のレッスンを受けることができ、抹茶と和菓子を頂くお茶の時間も楽しめる。

また、「生け花体験」は、草月流一級師範のミカさんの自宅兼スタジオを訪れる特別な生け花体験だ。活花初挑戦の方でも安心の手ぶらで受けられる体験となっている。こちらでも抹茶と和菓子を楽しめる。

続いて、大型連休期間にオススメの東京ガイドブック人気TOP3は「現代建築を訪ねる8選」、「ふらっと立ち寄りたい東京の本屋10選」、「モツ料理」だ。

「現代建築を訪ねる8選」は、元美容師で建築家という異色の経歴の持ち主であるアキラさんが選定している。美術館やホテル、ブティックなど、都内にある一見の価値がある豪華な建築物を紹介している。

「ふらっと立ち寄りたい東京の本屋10選」は、オンライン書店のプランナーで大の本好きでもあるヨシヤさんが選定している。興味深い選書と、ツウのオススメがある本屋を紹介している。

「モツ料理」はフードライターのシンジさんが選定している。三つ星のレストランより、美味しいお酒と冒険心の必要な料理を出すお店に詳しく、都内の美味しい串焼きを提供する気取らないお店9選を紹介している。

その他の東京ガイドブックは現在全26種公開されている。人気のスポットを参考に、ゴールデンウィークに「体験」や「ガイドブック」を活用し、オリジナルの旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。

【サービスページ】Airbnb東京ガイドブック
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(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。