大規模個人投資家や機関投資家向けの仮想通貨ディーラーである米国SFOX社は8月16日、シリーズAの資金調達により2,270万米ドル(約25億円)を調達したことを発表した。
このラウンドはTribe CapitalとSocial Capitalが率い、Airbnbの共同創業者であるネイサン・ブレチャージク氏が参加した。他の参加者は米国ベンチャーキャピタルのY CombinatorやKhosla Ventures、Danhua Capital(DHVC)、Blockchain Capital、Upside Partnership、Digital Currency Group(DGC)のほか、モバイル決済プラットフォーム等を提供するBOKUの会長であるマーク・ブリット氏。
2014年設立のSFOXは、大規模個人投資家や機関投資家に対し、グローバルに統合された注文書を通じて最良の価格で取引を行うことにより高いリターンを提供する仮想通貨ディーラーだ。これまでの取引規模は90億米ドル以上にのぼる。
2018年初頭から12倍の顧客基盤となったSFOXでは、世界中の仮想通貨取引所のネットワークに接続することで機関投資家が仮想通貨の取引価格に影響を与えることなく大量取引を行えるようにしている。
SFOXは今回の資金調達により、機関投資家のための主要な仮想通貨ディーラーとしての位置づけを超えて、優れた仮想通貨管理プラットフォームを構築するとしている。具体的に、仮想通貨管理に向けたセキュリティ対策やリスク管理のための製品、追加の基盤や支援、新たな市場にアクセスするためのライセンスなど、仮想通貨管理に耐性をもたらす一連の製品を供給する見通しだ。
SFOXの共同創業者でCEOのAkbar Thobhani氏は過去にAirbnbの成長・事業開発責任者を務め、BOKUの決済プラットフォームの構築にも携わった経歴がある。同氏は「機関投資家は、仮想通貨がもつユニークなニーズを満たす完全な資産管理のためのプラットフォームの提供を必要としている。我々はこれらを提供するための素晴らしい立場にある」と述べている。
かねて仮想通貨やブロックチェーン技術の可能性について言及してきたネイサン・ブレチャージク氏。今回の支援を通じ、これらの技術のAirbnbへの導入を加速する可能性も否めない。今後のAirbnbの動向に注目だ。
(Livhubニュース編集部)
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