冬と春のはざまで、オランダのカーニバルの魔法にかけられた日
2月10日、土曜日。 いつもは静寂なオランダの冬の朝。 カーニバルの賑やかな音楽で、目が覚める。 窓の外には、青い空に、オレンジのグラデーションがたなびいている。 寝ぼけまなこをこすりながら、リビングへと向かう。 毎朝、…
2月10日、土曜日。 いつもは静寂なオランダの冬の朝。 カーニバルの賑やかな音楽で、目が覚める。 窓の外には、青い空に、オレンジのグラデーションがたなびいている。 寝ぼけまなこをこすりながら、リビングへと向かう。 毎朝、…
旅は、未来への羨望のみならず、過去への内省の行為でもある。 ・ 明日はわたしの28歳の誕生日でもあり、待ちに待ったドイツへの旅に出る日。 28歳はじめての日に、20歳/ハタチのときに留学していたドイツ西部の都市・ケルンに…
清らかで、静寂にいざなう、青。 気づけば春夏秋冬、場所を問わず、青に誘われて旅先を選ぶことが多くなった。憂鬱としたグレーの曇り空、雨の朝もいとをかしだが、からっとしたブルーの空がいつも恋しい。蝉の合唱響く夏休みの朝も、弾…