AirbnbとJTBが業務提携。地方創生や旅行体験市場の拡大図る

Airbnbと株式会社JTBは11月1日、地方創生や旅行体験市場の拡大に向け、業務提携したことを公表した。

提携により、JTBが保有・運営するツーリスト・インフォメーション・センターを活用してAirbnbホスト・ゲスト向けのプロモーション等を行う。まず、11月1日からJTBの心斎橋エリアのツーリスト・インフォメーション・センターに、Airbnb専用デジタルサイネージを導入し、訪日客を対象としたAirbnbの認知向上を促進する。また、訪日客の旅行中の需要に対応する。

さらに、両社は、イベント民泊や地域の魅力の開発・発信を行うことで地方創生を図るほか、旅行体験市場の開拓に向け、新規事業の開発とサービス提供に取り組む方針だ。

Airbnbは9月よりテレビCMを開始し、10月26日からはAirbnbホストとのミートアップやセミナーを行う全国キャラバンも開始するなど、住宅宿泊事業法(民泊新法)施行後の民泊普及に向け、本格的にプロモーションを実施している。国内最大手旅行会社のJTBとの協業により、国内の旅行体験市場がどれほどの広がりをみせるか、今後の両社の取り組みに注目だ。

【関連ページ】Airbnb、新法施行後初の大規模マーケティングキャンペーン実施。TVCM・紙媒体・SNS等に出稿開始
【関連ページ】Airbnb、10月26日から新規ホスト向けの全国キャラバンを開始。北海道、福岡など国内10都市を巡る
【関連ページ】Airbnb、日本企業36社とパートナーシップを締結。民泊新法施行に合わせて新戦略を公表
【関連ページ】Airbnb(エアビーアンドビー)

(Livhubニュース編集部)

The following two tabs change content below.