無印良品の住空間事業部門を担う株式会社MUJI HOUSEは4月28日、数々のサステナブルな取り組みで知られる北海道上士幌町とともに、北海道上士幌町に「無印良品の家」のワーケーション施設を2022年4月に開業すると発表した。
これまで同社は、住空間づくりを起点に「感じ良い暮らしの背景でありたい」との想いのもと、数々の無印良品の家を提供してきた。一方の北海道上士幌町は、食料自給率3,505%、再生可能エネルギー電力自給率1,092%の日本有数のサステナブルな町として知られ、第4回ジャパンSDGsアワードのSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞している。そうした町の数々のサステナブルな取り組みと町づくりの考え方に共感し、「感じ良いくらしと社会」を実現する一環として企業滞在型ワーケーション施設の実現に至った。
このたび開業する施設は、北海道に建設される初めての「無印良品の家」であり、無印良品の家の商品「窓の家」をベースに、ワーケーション施設として特別に設計される。なお、事業開発と運営は株式会社スパイスボックスのクリエイティブ集団「Jardin(ジャルダン)」が担当する。
これまでも那須高原の滞在型施設としての利用など、「無印良品の家」は本来の住宅以外の用途でも活用されている。昨今の新型コロナウイルスの感染拡大などによる人々の暮らし方や働き方の変化のなかでも、感じ良い暮らしの背景を提供し、上士幌町の可能性を広げる発信拠点および企業滞在型施設を目指していく考えだ。
【ウェブサイト】無印良品の家
【ウェブサイト】北海道上士幌町
【ウェブサイト】株式会社スパイスボックス/Jardin
(Livhubニュース編集部)
松岡 のぞみ
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