2020年11月に設立したスタートアップ企業のホビモ株式会社は12月15日、全国の空き家を活用した定額制の多拠点居住サービス「ホビモ」を2021月4月より開始すると発表した。
ホビモは、SPOTT株式会社が主催する異業種の経営者交流会「サーファー経営者の会」での交流を機に生まれた、「趣味(hobby)× 遠隔(remote)」を融合し、空き家を活用したサブスク型賃貸サービスだ。全国の空き家を「住居」「別荘」「隠れ家」「リモートオフィス」といった形態で、月々4.5万円の定額で利用できるサービスとして展開する。
滞在最大日数は15日間、初期費用・光熱費は0円で、最大2名で利用することができる。拠点は、温泉・ゴルフ・ペット・釣り・サーフィンなどの野外の趣味やアクティビティを楽しむことができる物件を中心に展開する。
またホビモでは、全国の空き家を有効活用するほか、会員費の一部を地域のシルバー人材の雇用や、旅行者・移住者からの税収入で地域復興に貢献するなど、サービスを通じて環境問題と地域創生と地域雇用の問題解決にも取り組む。2021年4月のサービス開始時点では7拠点から始まり、100拠点を目指す。
今や日本の住宅の7戸に1戸は空き家となっており、全国的に空き家問題が深刻化している。リモートワークやワーケーションの普及とともに、同社が提供するサービスの活用も進み、空き家の有効活用はもちろん、地域創生、地域雇用に寄与することにも期待したい。
【サービスサイト】ホビモ
※掲載物件画像はイメージ。
(Livhubニュース編集部)
松岡 のぞみ
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