Airbnbは9月25日、世界のトップシェフとのパートナーシップによる「Airbnb Kitchens of Asia」を開始したことを公表した。パートナーシップを結んだシェフは、マニッシュ・メイロトラ(インド)、トニー・ユ(韓国)、イアン・キティチャイ(タイ)、コウ・ケンテツ(日本)というアジアの有名シェフ4名だ。
Airbnb Kitchens of Asiaは、シェフとAirbnbのグルメなホストが韓国料理、インド料理、日本料理、タイ料理のレシピをシェアしあうというコラボレーションだ。10品以下の材料で30分以内につくれるローカルレシピを知ることができる。
Airbnbが行った調査「アジア太平洋地域における旅行に関する意識調査」によると、ローカルフードは旅行先を決めるうえで重要な要素と76%が回答した。しかし、その一方でファミリー旅行のときは宿で食事を作って食べることが多いと回答した。
このようにローカルフードを食べ歩きたいと考えているがその機会がない旅行者でも「Airbnb Kitchens of Asia」を活用することで旅先でローカルな食体験を楽しむことが可能だ。
また、国別では日本の18~24歳の年齢グループが、タイでは55歳以上の世代がローカルフードにトライすることに対して最もオープンであったことから推察すると、ローカルフードには隠れた需要がまだまだありそうだ。
Airbnbではアジア太平洋地域のリスティングの80%がキッチン完備だという。時間のとれない旅行者であっても自分で作ることでローカルフードを楽しめる。旅行から帰って旅行先の味を再現してみるのも楽しそうだ。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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