Airbnb、2018年はIPOを行わないと明言。「21世紀の企業の構築」に向け役員異動も公表

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世界最大手民泊仲介サイトのAirbnbは2月1日、最高経営責任者(CEO)であるブライアン・チェスキー氏のコメントの中で2018年中にIPO(新規株式公開)を行わないことを公表した。IPOの準備はしており、同社のタイムテーブルに基づき、公開を決定するとしている。

また、同日、ベリンダ・ジョンソン氏の最高執行責任者(COO)への昇任と、最高財務責任者(CFO)のローレンス・トシ氏の退任を発表した。

チェスキー氏は先日1月25日にも、Airbnbコミュニティに向け「21世紀の企業の構築について」とする書簡を発表した。その中でAirbnbが21世紀の企業を構築するための理念と今後の計画の概要を述べており、「無限の時間の地平線(infinite time horizon)」を持ち「すべてのステークホルダーに奉仕する」という2つの特徴を有する企業となる考えを示した。また、同時にアメリカン・エクスプレスのCEOであるケネス・シェノルト氏が取締役会の最初の非独立メンバーとして加わったことも発表している。

21世紀、22世紀と長きにわたって続く企業となる意志を表明したAirbnb。その理念に基づいた今後の展開に注目だ。

【参照リリース】Updates on Our Work to Build a 21st Century Company
【参照リリース】Open Letter to the Airbnb Community About Building a 21st Century Company
【参照記事】エアビーCEO「年内IPOない」
【関連ページ】Airbnb(エアビーアンドビー)

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Livhub 編集部

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