Airbnbは5月16日、多様で包括的で持続可能な旅行をヨーロッパ各地で支援すべく、欧州旅行委員会(ETC)に準会員として加盟したことを発表した。
ETCはヨーロッパでサステナブルな観光開発のために長年取り組み、欧州のあまり知られていない地域の認知度を高め、現地での経験とオフシーズン旅行の利点を紹介している。
Airbnbは、ETCの会員になることで、新たなマーケティングの機会を模索し、コミュニティ主導による旅行体験を欧州で成長させるという共通の目的に共に取り組む。協働することでAirbnbは、シェアリングエコノミーに関する知見をETCと共有し、欧州の観光トレンドについて、共同で調査を行う。
欧州旅行委員会エグゼクティブ・ディレクターのエドゥアルド・サンタンデール氏は、「Airbnbが準会員として欧州旅行委員会に加わったことを嬉しく思います。ヨーロッパの観光分野の持続的成長の促進はETCの戦略の中核をなしており、全ての観光客の利益のため共通の目的に取り組むことが出来ると信じています。」と語る。
AirbnbのEMEAパブリック・ポリシー・ディレクターのパトリック・ロビンソン氏は「ETCに加わり、より多くの人々が本物の持続可能な、地元の旅行体験を出来るように、エンドツーエンドの旅行会社をつくるというミッションを誇りに思います。」と述べる。
2018年に行われたEUと中国間の双方向の観光客や投資を増やし、シェアリングエコノミーの恩恵を高める取り組みが、今後も継続して行われる。Airbnbの2018年データでは、中国からのEU28カ国にあるAirbnb掲載物件の利用は73万件を超える。2018年、EU28か国のホストの中国ゲスト関連の支払いは、合計8,150万ユーロだった。人気は、英国、イタリア、フランス、スペイン、ドイツの順で高かった。
【参照ページ】Airbnb joins the European Travel Commission to Promote Healthy Tourism
【関連ページ】Airbnb(エアビーアンドビー)
(Livhubニュース編集部)
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