バケーションレンタルサービス世界最大手のAirbnbは11月16日、2016年のAirbnbを利用したインバウンドゲスト数が300万人を突破したことを公表した。
Airbnbによると、日本のAirbnbリスティングに宿泊した訪日外国人総数は2015年には130万人であったが、2016年は現時点で300万人を超えているという。前年からの伸び率は230%にもなる。
Airbnbを利用したゲストの出身地域はアジアが69%、ヨーロッパが12%、アメリカが12%、オーストラリアやニュージランドが6%であり、ゲストの69%がミレニアル世代(1980~2000年頃に生まれた世代)である。ミレニアル世代はAirbnbの中でも、最も成長率が高く、昨年に比べ270%以上増加しているという。
このことについて、同社のグローバルポリシー&パブリックアフェアーズ(公共政策)責任者のクリストファー・レヘイン氏は、「日本には、世界中から来る旅行者を虜にさせる魅力的な文化や歴史があり、2016年のAirbnb利用のインバウンドゲスト数がすでに300万人を突破したことを嬉しく思っております。 日本は、最も人気が高く、急成長を遂げている国の1つです。今までに体験したことのない冒険や地域密着の体験を求める観光客が増加していることを受け、我々は今後も市場の成長のために注力してまいります。」と述べた。
政府は来年の通常国会に、全国で民泊を認める新法案を提出する方針であり、マンションでの民泊も可能となる見込みだ。また、Airbnbホスト向けのサービスも増えており、Airbnbが着実に日本に浸透していることが窺い知れる。
【参照ページ】Airbnb利用のインバウンドゲストが300万人を突破
(Livhubニュース編集部平井真理)
平井 真理
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