北海道知床羅臼町(しれとこ らうすちょう)とタイガーモブ株式会社は自然と人との共生、持続可能な街づくり・教育を探るサステナブルツアー「Nature Program in 知床羅臼」を共同開催する。開催は9月18日(土)〜9月21日(火)の4日間で、先着12名限定のプログラムだ。
羅臼町は日本最後の秘境と呼ばれる知床半島に位置する人口約4600人の町だ。原生的な自然が残されており、海洋生態系と陸域生態系とのつながりや、国際的希少種の生息地となっていることから、2005年7月世界自然遺産に登録されている。素晴らしい自然を未来に残していくために「自然と人との共生」を目的として、積極的にESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでいる。
ポストコロナ時代の今、暮らしや事業展開、教育、街づくりなどを考える上でSDGsやサステナブルな観点を入れることが必須であるという背景から今回のプログラムは企画された。タイガーモブ代表の菊地理恵子氏は、約2年前から北海道に住む生活を始めており、週末には度々羅臼町を訪れて大自然や食の魅力、そして教育や街づくりに対しての熱意・実践方法に感銘を受けていた。
Nature Programでは、大自然と触れ合い、学び、実践することによって、人と自然との共生について、そしてサステナブルな街づくりや教育とは何かを探っていく。
プログラムには、「アクティビティ編」と「学び+実践編」が組み込まれている。アクティビティ編では、株式会社スノーピークと共同で企画した、普段は入ることができない地元民とっておきの場所で野遊びを楽しむ「知床羅臼野遊びフィールドでの1dayキャンプ」や「世界自然遺産の空に輝く星空ウォッチング」。学び+実践編では「羅臼のふつうは、日本のごちそう。羅臼食材を楽しむ地元民とのBBQや焚き火」、「産業体験+食体験オリジナル海鮮丼づくり」など10以上のコンテンツが用意されている。羅臼の自然や生活、食などを満喫できる内容だ。
原生的な自然に囲まれた生活を体験できる4日間はとても貴重な経験だ。北海道の東北端でSDGsや自然との共生について理解を深めてみてはいかがだろうか。
開催概要・参加申込はタイガーモブサイト「NATURE PROGRAM in 知床羅臼-自然と人との共生、持続可能な街づくり・教育を探る4日間」ページにて
【参照サイト】タイガーモブ株式会社
【参照サイト】羅臼町 公式ホームページ
高橋 真理
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