ワークスペースの共通利用プラットフォームを展開している株式会社via-atは、オフィス以外の新しいワークスペースの利用を検討する企業に向け、東京・丸の内のROUTE CAFE AND THINGSをスポットとして提供開始した。
コロナ禍により、テレワーカーは「在宅での継続的な仕事環境に難がある」といった理由からワークスペース確保への課題を抱えている。一方、企業にとってはオフィスのあり方や多拠点型ワークスペースへの移行方法をどのようにすべきかといった重要な検討課題がある。また、月定額のシェアオフィスなどのサービスもあるものの、テレワーカー全員が利用するにはコスト面で利用のハードルが高くなるのが現状だ。
これを受け、via-atは、新しいワークスペースの利用シーンを体験し考える場として、またデジタル化にともなうスペース利用の新技術やサービスを先行して実証・導入する場として、ROUTE CAFE AND THINGSをその象徴的なスポットとして提供した。場所は、JR東京駅丸の内南口より徒歩1分、丸ビル4Fと好立地だ。
via-atはほかにも首都圏を中心に約50か所のワークスポットの共通利用プラットフォームを持っているため、利用したスポットごとの料金を支払うだけで、さまざまな拠点のワークスペースの利用が可能だ。
利用は事前予約不要で、ドロップイン型(一時利用)となる。利用者は、事前に専用アプリをダウンロードし登録を済ませ、現地で端末に近づけてチェックインし、帰る際にチェックアウトするだけの手順で気軽に利用できる。チェックインで利用開始時刻が確定し、チェックアウトで利用時間に応じた料金の支払いが完了する。
料金は、1日(1回)税込660円(2020年11月30日時点、体験特別価格)。電源、Wi-Fi、ドリップコーヒー付。利用可能時間は、11:00~20:00。定休日は施設の休業日に準ずる。
現在via-atでは、空間を提供する事業者向けに、法人トライアルの利用を募集している。ワークスポットを登録する初期システムの導入コストはかからず、受付対応の負担もほとんど生じない。店舗や施設空間の新たな活用に向け、検討してみてはいかがだろうか。
【ウェブサイト】via-at(ヴィアート)
【ウェブページ】法人トライアル募集 – via-at ヴィアート 街をワークスペースに変える
【ウェブサイト】ROUTE CAFE AND THINGS
(Livhubニュース編集部)
明田川蘭
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