手数料を大幅カット。ブロックチェーンによる分散型宿泊予約プラットフォーム「LockChain.co」がα版をローンチ

ブロックチェーンを活用することで、仲介者を必要とせずPeer to Peerで部屋の貸し借りができる分散型宿泊予約プラットフォームの「LockChain.co」が、α版マーケットプレイスの正式ローンチを発表した。

LockChain.coはイーサリアムのブロックチェーン上に構築された独自のLOC Travelエンジンを通じ、部屋を借りたいゲストと貸したいホストを直接つなぎ、手数料を削減する。エンジンはスマートコントラクトにより予約を実行し、ゲストとホストがトラストレスに取引を完了できる環境を提供する。決済にはLockChain.coが発行するネイティブトークンのLOCトークンが使用される。

同社は既に世界中の約10万室のホテルとパートナーシップを結んでおり、2018年2月末までにシステムに統合され、予約が可能になる予定だ。今後も予約可能な部屋の数が増えてくれば、Booking.comやAirbnbといった既存のオンライン旅行予約プラットフォームにとって大きな脅威となる可能性もある。

LockChain.coのCEOを務めるNikola Alexandrov氏は「Booking.comやAirbnb.comは、プラットフォームを使用して予約があるたびに料金を請求している。我々の計画は、高度なブロックチェーン技術を使用して手数料を削減することだ。旅行体験としては、ホストと旅行者が直接支払いをやりとりすることが旅行者の権利であることは間違いない。現在、中には手数料が50%に達するものもある」と語る。

LockChain.coは2017年半ばに開発が始まり、α版では多くのアップグレードと改善が行われた。ホストの物件掲載は完全に無料で、LockChain.coが発行しているLOCトークンを用いた予約による手数料も無料だ。LOCトークンはすでにHitBTC、Etherdelta、Mercatox、Gatecoin、Yobitといった仮想通貨取引所で取引されており、ICO時からトークンの価値はすでに約600%増加している。

ブロックチェーンを活用した新規サービスの開発プロジェクトは世界中で進んでいるが、LockChain.coは他の多くのプロジェクトとは異なり、実世界にブロックチェーンベースの技術をすぐに適用できる数少ない企業の1つだ。

インターネットによるオンライン旅行予約サイト(OTA)の登場は旅行業界を一変させたが、次はブロックチェーンを用いた分散型のプラットフォームが既存のOTAのビジネスモデルを大きく塗り替えようとしている。

【参照サイト】LockChain.co
【参照サイト】Here is Why LOC Token Will Cut Global Hotels Prices With Up to -20% in 2018

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