暮らしの中でサステナブルってどんなことができるのか。
SDGsが注目されている今こそ、サステナブルの基本を学びたい。
食のメディアを運営している株式会社 料理通信社と、千葉県木更津市のサステナブルファーム「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」が協業し、「生きる力を養う学校」という学びのプログラムを全3回開催する。
暮らしの原点に立ち返り、持続可能な暮らしを実践するため、サステナブルに関する疑問を解決する大人のための学びの場だ。プログラムは全3回となっており、1回目が6月11日(日)、2回目7月22日(土)、3回目8月27日(日)。各回でテーマが異なり、これからの時代を生きる大人が、生きる力を学んでいく。
人間が地球にとってポジティブな存在であるために
今回学びのフィールドとなる「KURKKU FIELDS」には、森も池も畑もあり、さまざまな生き物が生息している。生き物がいることは、自然の中で循環が生まれているということだ。「食」と「循環」を据えて、土や微生物、植物、動物と向き合い、私たち人類が地球にとってポジティブな存在であるための感性を一緒に育んでいく学びのプログラムになっている。
プログラムは体験を通してサステナブルについて触れていくもので、楽しく学べることがポイントだ。
スクールプログラム
月に一度、木更津の農場を舞台に、テーマを設けて暮らしを豊かにするための1日を過ごす。農場の畑や森に入り、大地や植物や菌類、多様な生命を共に育み、その恵みをいただく時間。得られるのは大きな学びと、ここでしか味わえないとっておきのご馳走をみんなで囲んでいただく。
大切な仲間との時間
スクールプログラムへの参加者がプログラム後も交流できる場を設けていく予定だ。同じ想いをもった人との交流の機会、新しく自分で始めたアクションを共有して、よりよい未来に向けた情報交換を行っていく。
サステナブルって、美味しくて、楽しい
サステナブルについて難しく考えてしまいがちで「サステナブルは大変なこと」「サステナブルは我慢すること」という印象を抱いていないだろうか。サステナブルとは、美味しくて楽しいものであると、今回のプログラムを通して体感していただきたい。
第1回目のプログラムは「卵と小麦」。卵や小麦がどんな環境で育つのか学び、6月に収穫した小麦の脱穀作業を体験。場内ベーカリー併設の製粉所にて製粉のプロセスを見学下後、KURKKU FIELDSのシェフ山名新貴のレッスンのもと、手打ちパスタ作りに挑戦をする。育つ環境から収穫、食すまでを一通り体験することで、サステナブルはどんなことなのかを気づけるだろう。
第2回7月22日(土)は「命をいただく(仮題)」。ゲストは京都「田舎の大鵬」シェフ 渡辺幸樹氏にお越しいただく。
第3回8月27日(日)は「うつわ(仮題)」。ゲストは陶芸家 西山光太氏。
【申込先】生きる力を養う学校 第1回「卵と小麦」
【参照サイト】料理通信 公式サイト
【参照サイト】KURKKU FIELDS(クルックフィールズ) 公式サイト
高橋 真理
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