地域体験型コンテンツ「熱海おんぱく2023秋~熱海温故知新博覧会~」で熱海の“暮らし“の魅力を体験

自分の住む街や訪れた街の魅力をどれだけ知っているだろう。
この秋は魅力に気がつく、少しローカルな体験をしてみてはいかがだろうか。

株式会社machimori(マチモリ)は、地域の魅力を創造・発信する取り組みとして、地域体験型コンテンツ「熱海おんぱく2023秋~熱海温故知新博覧会~」(以下、「熱海おんぱく2023秋」)を2023年10月14日~2023年12月10日の期間で開催。2023年10月1日より各プログラムの予約を開始する。2023年1月に続いて今年2回目の実施となり、今後の熱海を活性化する施策の一つとして行われる。

地域課題の解決から地域活性化へ

熱海市では、2009年から2011年にかけて、地域の魅力を創造・発信する取り組みとして、地域体験型コンテンツ「オンたま(温泉玉手箱)」を開催してきた。開催にいたった背景として「当時熱海に住んでいる人が熱海の魅力に気づいていない」という課題があったからだ。

そのため、オンたまでは地元民がガイドをする側・される側として参加。200以上の体験プログラムを企画することで、地元民が熱海の魅力を再発見する機会となり、街全体で熱海を盛り上げるきっかけにもなった。

そこから約10年、現在熱海の観光客はより増加し、移住定住や多拠点生活等を送る人も増え、様々な人々が関わる街へと変化を遂げている。改めて、地元民が「今」の熱海の魅力を深堀りし、地元内だけにとどまらず地域外の人々との関わり強化も目指すため「オンたま」を復活させることにした。過去の「オンたま」での発見してきた熱海の魅力を知り、今の面白さを考える。

熱海おんぱく2023秋

これまでオンたまは「温故知新」をスローガンに掲げてきた。今回から「熱海温故知新博覧会」を略しイベントタイトルも「おんぱく」へと変更して開催。熱海おんぱく2023秋は「まちにもっと遊びを。」をコンセプトに、旅の中で出会うような発見を日常の中でも感じるような、熱海の”暮らし”の魅力を体験できるプログラム構成となっている。

熱海おんぱく2023秋のプログラムをご紹介する。

スポーツの秋

熱海には「自然」を日々の暮らしに取り入れられる場所が中心部から少し離れたところにある。自然の力を体感し、自分の生活の一部に取り入れるきっかけとなるような体験プログラムを用意。カヌーやロゲイニングなど、雄大な自然・リアルな生活に触れることができる内容となっている。

※ロゲイニングについて
地図・コンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外アクティビティ。

芸術の秋

「熱海×工芸・街の文化・アート」という普段とは異なる発想で、自分やまちを見直す体験ができる。熱海の竹林整備により伐採した竹を活用したものづくり体験、個性的なお店が営みを始めるエリアでの新たなマルシェイベントなど、新しい角度でのまちの見方などを感じてほしい。

公園YOKA

「生きるための活力として必要な活動」ともいわれる余暇活動(=YOKA)をテーマに休日がちょっと刺激的に、楽しくなるような体験プログラム。モーニングヨーガ、おだし講座、リラクゼーションコンサートなど、幅広い年齢層に楽しめる内容となっている。

【開催概要】
●名称:熱海おんぱく2023秋~熱海温故知新博覧会~
●公式HP:https://atami-onpaku.com/
●実施期間:2023年10月14日(土)~2023年12月10日(日)
●予約開始:2023年10月1日
●主催:株式会社machimori
●共催:特定非営利活動法人atamista
●協力:熱海市・一般社団法人あじろ家守舎
●後援:熱海商工会議所・一般社団法人熱海市観光協会・熱海温泉ホテル旅館協同組合

【参照サイト】株式会社machimori 公式サイト
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