旅中は訪れたい場所がたくさんある。旅の手段は電車?バス?それともタクシー?
もっともっと自由な移動手段で、快適な旅をしよう。
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近年、バス・タクシー運転手の不足やオーバーツーリズム等に起因して発生する、地域住民の移動や観光客の二次交通の問題。株式会社Luupは、それらの課題を電動マイクロモビリティによって解決し、まちや事業の価値向上に貢献する「LUUP for Community」の本格提供と申し込み受付を開始した。
これにより、全国各地の自治体をはじめ、観光施設やホテル等を運営する企業・団体が、「LUUP」を導入・運営できるようになるため、地域住民の外出時や観光客の旅行時の移動手段の問題解消が期待される。
観光における二次交通の現状
二次交通とは、拠点となる空港や鉄道の駅等から観光目的地まで行くための交通手段だ。
日本政府観光局(※)によると、2024年5月の訪日外客数は前年同月比では60.1%増、また拡コロナ禍前の2019年同月比では9.6%増となり、3か月連続で300万人を突破している。来訪客数が回復傾向にあるなか、観光地ではオーバーツーリズムによる二次交通の不足が課題となっているが、地方では人口減少に伴うバス・タクシーの運転手不足も深刻だ。
「2024年問題」と呼ばれる自動車運転業務従事者への時間外労働上限規制の適用によって、公共交通の維持がさらに困難になることが懸念されており、観光における二次交通は厳しい状況にある。
LUUPで行動範囲を広げよう
電動キックボードや電動アシスト自転車など、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」は、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる” をミッションに掲げている。現在、東京・大阪・京都・横浜・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台・福岡の10都市でサービス展開をしており、ポート数は8,100箇所を超えている。
電動マイクロモビリティは移動の自由度が高く、昨今の二次交通問題の解消にもつながる、注目の電動モビリティサービスだ。
今回、自治体・企業・団体が主体となって、日本全国どこでも「LUUP」を導入・運営できるサービス「LUUP for Community」の提供がスタート。今後、利用可能スポットの広がりが期待される。利用者には、より多くの選択肢や自由な移動体験を提供することが可能になるだろう。
Luupの運営には下記のような特徴が挙げられる。
利便性の高さ
地域住民の日々の移動や観光客の移動手段としてなど、各地域での用途に合わせた料金設定が可能だ。1ヶ月からの短期導入や期間限定のイベントへの活用、冬場は積雪のためサービスを一時停止するといった柔軟な運営も魅力となる。
街中を走るだけでなく、広大な敷地における従業員・関係者向けの移動手段にもなり、利用目的は幅広い。すでに他の展開エリア内では、LUUPを利用しているユーザーが各導入地域を訪れた際、同じアプリで利用できるためスムーズな利用が可能となっている。
低い運営負荷
LUUPは、アプリ上でユーザーの手続き(貸出・返却、料金支払い)が完結する。万が一のトラブルや事故発生時はLUUPカスタマーセンターが対応するため、運営者の負担は最小限だ。無人で対応可能なため、安定的な人員確保や営業時間などの課題解消へもアプローチできる。
交通ルールテストの実施や保険も付帯
ユーザーに対して、電動キックボード利用前に、アプリ内での交通ルールテストの連続満点合格することを課している。さらに、年齢確認書類の提出を必須とし、その他必要な注意喚起を実施している。
法令で定められた保険に加え、任意保険も全車両に付帯しており、車両の定期メンテナンスや修理はLUUPが担当する。試乗会・安全講習会などを通し、安全啓発活動を実施・サポートを実施している。
ユーザーにとって便利なだけでなく、導入・運営がしやすいこともポイントが高い。各地の利便性アップに期待だ。
【LUUPのサービス概要】
内容:電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービス
詳細:スマートフォンアプリ「LUUP」を用いて、電動キックボードや電動アシスト自転車に乗車し、ポートからポートへの移動ができます。
<電動キックボードの利用について>
アプリから①年齢確認書類の登録と②交通ルールテストの連続満点合格が電動キックボードのご利用条件となります。電動アシスト自転車のみのご利用の場合、これらの対応は不要です。
※対物賠償、対人賠償、ご自身のお怪我が保険の対象です。詳しくはこちら
※電動キックボード、電動アシスト自転車ともにヘルメットの着用は努力義務となります。
電動アシスト自転車に関するご利用ガイド
電動キックボードに関するご利用ガイド
【参照サイト】株式会社Luup 公式サイト
【関連ページ】トゥクトゥクで、まだ見ぬ東京の秘境へ。移動自体が楽しい、新しいツーリズム
高橋 真理
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