株式会社西武プロパティーズ、野村不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の3社は、共同プロジェクトとして「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」にワーケーション施設を開設する。時期は7月末を予定している。
施設は、軽井沢駅の南側に広がるリゾートホテル「プリンスグランドリゾート軽井沢」内にある、国内最大級のリゾート型ショッピングモールの中に入る。面積は約500平米。ゴルフ場やスキー場があり観光客で賑わう軽井沢は、交通アクセスのよさや豊かな自然環境があることからワーケーションの舞台として注目されている。
野村不動産が展開するサテライト型シェアオフィス事業「H1T」と、JR東日本が展開するシェアオフィス事業「STATION WORK」の強みを活かし、都心のオフィスワーカーがワーケーションを体験するきっかけを作る。また、全国に交通ネットワークを持つJR東日本の強みを活かし、新幹線や鉄道を利用して出張する人や「STATION WORK」を利用する会員へのワーケーション利用の提案も行う。
「H1T」は、働き方の多様化と効率化に応えるサテライト型シェアオフィスブランドとして、2019年10月にサービスを開始している。都内や郊外、地方など2021年4月22日時点で、提携先含む84拠点を展開。利便性がよく、上質で快適な第二のオフィスといえる場を提供している。
また「STATION WORK」は2019年8月よりサービスを開始している。駅という抜群の立地において、STATION BOOTHをはじめとした個室環境を駅に設置し、働く人の急な仕事にも対応する。全国に約140か所展開し、近年ではホテルシェアオフィスへの取り組みもはじめている。
この両社と、西武グループの不動産事業を担う西武プロパティーズが協業することで、都心におけるシェアオフィスの利用シーンと軽井沢における利用シーンとが交わり、リゾートを満喫しつつ仕事にも集中できるといった新たなライフスタイルが生まれる。
3社は、本プロジェクトを通じて、企業や個人にとって自分らしく働ける場所の必要性を社会に提案し、そのライフスタイルの浸透を図る。また、プリンスグランドリゾート軽井沢での過ごし方の選択肢を増やし、ブランド価値を向上させるべく、軽井沢エリアをワーケーションリゾートとして進化させていく。今回のプロジェクトを第1歩とし、今後のリゾート地でのワーケーション施設の発展へとつなげていく方針だ。
【ウェブページ】軽井沢・プリンスショッピングプラザ
(Livhubニュース編集部)
明田川蘭
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