東海地方最大級の寺院「方広寺」で寺泊リトリート。1日1組最大70名宿泊できる貸切宿坊プランの販売開始

伝統あるお寺を貸切って過ごす、贅沢な時間はいかがだろうか。歴史ある建造物を利用し、日本の伝統を体験する時間は、新しい観光施設にはない刺激を与えてくれるだろう。

東海地方最大級寺院である「臨済宗方広寺派大本山 方広寺」と、寺社での宿泊・体験サービスブランド「OTERA STAY(お寺ステイ)」を展開する株式会社シェアウィングは業務提携し、2023年2月よりオーダーメイド型滞在プランの販売を開始する。1日1組限定で最大70名まで宿泊可能。利用者にとってベストな滞在プランをデザインできる、オーダーメイド性の高いユニークな宿泊プランを提供する。

OTERA STAY(お寺ステイ)とは

OTERA STAYとは「Find Your Path ~生き方を探求する旅をあなたと共に」をブランドメッセージとし、人生という長い旅の中で自分を変える発見や新しい出会いを求めて、心・体・精神のバランスを調える体験を提供している。

宿坊は「トランスフォーマティブ・トラベル」としていくつかある分野の中でも特に「スピリチュアルツーリズム」に該当し、自然や文化、地域の人との交流やアドベンチャーツーリズムの要素などもあわせ持っている。日本ならではの持続可能な観光コンテンツとして地域への貢献も期待される。

大本山宿坊のオーダーメイド型宿泊プラン

方広寺は建徳2年(西暦1371年)後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師によって開かれた禅寺であり、広大な敷地に22個の国の登録有形文化財建物を有する名刹。長年ヤマハ発動機や東芝などの大手企業をはじめ、様々な企業の社員研修、並びに学校教育機関などへ坐禅体験や宿泊を提供してきた。しかし近年、企業の団体研修の減少、学校旅行の形態や需要の変化により、年々利用数が減少。重ねて、新型コロナウィルスの蔓延による影響も大きく、この度、新たな滞在プランの提供に踏み切った。

自由な滞在プラン

これまで、お寺側が定めたタイムスケジュールに沿って、坐禅や食事、宿泊を一連のプログラムとして提供してきた。今回のサービスでは、コンシェルジュ役であるシェアウィングがゲストの希望を事前にヒアリングし、お寺で実施できることや予算などを総合的に加味して、ゲストグループにとってベストな滞在プランをオーダーメイドでデザインする。柔軟な滞在を可能にすることで、新しい顧客層を開拓すると共に、多角的にお寺の魅力を感じることができるだろう。

貸切で贅沢にお寺を利用

今回販売されるプランは1日1組限定で、最大70名まで利用でき、ワーケーションやリトリートといった新たな需要も想定してつくられている。禅宗の大本山宿坊を貸し切れる贅沢でユニークなプランとなっている。

トランスフォーマティブ・トラベル(自分を変容させる旅)を体現

インバウンド顧客を想定した英語サイトを新たに開設。館内表記の英語化など、受け入れ体制の整備も実施する。「ZENカルチャー」、「マインドフルネス」、「ヨガ」などの心身を調えることを目的としたコンテンツへの関心が世界的に高まっていることを受け、海外客の取り込みにもチャレンジして行く方針だ。

数百人収容できる本堂に数十名で会議ができる和室、広大な自然に囲まれた非日常空間、厳しい修行を積んだ僧侶から受ける本格的な坐禅指導など、”ここでしか味わえない”体験・空間が方広寺強みである。本格的な精進料理や坐禅を通して仏教の世界を感じ、広大な自然の中に身を置くことで〝自分を変容させる″旅を日本から世界に届けていく。

【販売サイト】方広寺|静岡県・浜松 – お寺で企業研修・会議・セミナー開催
【参照サイト】株式会社 シェアウィング OTERA STAY 公式サイト
【参照サイト】方広寺 公式サイト