沖縄県は2020年10月より実施している「沖縄ワーケーション促進事業」において、沖縄ワーケーションの魅力やモデルプランを発表する無料ウェビナーを3月23日に開催する。
トピックは『心身ともにリフレッシュ&アイデア創発も!「沖縄ワーケーション」 のススメ』だ。本ウェビナーは2部制となっており、第1部では、6つの沖縄ワーケーション・モデルプランの発表とその開発背景、事前に実施したモニターツアーの様子などを紹介する。
第2部では、沖縄で家族同伴のワーケーションを成功させるためのポイントや注意点、おすすめの過ごし方などを、旅行業界関係者や家族同伴(子連れ)ワーケーション検討体験者、ワーケーションサポート事業者を交えて、トークセッション形式で展開する。
沖縄ワーケーション促進事業では、美しい海と豊かな自然、そして穏やかな雰囲気をもつ沖縄で、密にならない屋外アクティビティを楽しみながら、心身ともにリフレッシュし、生産性の高い仕事ができるワーケーションを提案している。
今年度はワーケーションに対するニーズや県内のワーケーション受け入れ環境についての調査、離島を含む県内地域毎の特性を活かした沖縄ならではのモデルプランの造成、モニターツアー、プロモーションを実施した。
沖縄県は、その調査を通じて明らかになったニーズをもとに、沖縄の豊かな自然を活用し健康価値向上を図る「ウェルネス・ワーケーション」と、リラックスしながらチーム力を高め、能力開発を図る「チームビルディング・ワーケーション」の2つのプログラムを開発した。そして、その検証をするべく、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の社員5名とその家族3名の計8名による、北部(やんばる)と中部(読谷)の2エリアにおけるモニターツアーを実施した。
モニターツアーの参加者からは「仕事と観光を両立できるのか不安だったが、通信環境も問題なく、リモート打ち合わせもでき、仕事がしづらいというストレスは感じなかった。事前にツアー行程を考えていた分、タイムマネジメントもしやすく感じた」(30代・男性)や「リモートワークが増え、毎日同じ環境にいることに飽きが来ていた。そんな中、海や緑に囲まれた非日常感あふれる沖縄では心身ともにリラックスできたし、沖縄では花粉症を感じることも無かったので、くしゃみなどで緊張状態だった体も緩和された気がする。次回はやんばるだけでなく、沖縄の色々な観光地を回りながら1か月以上ワーケーションをしてみたい」(40代・男性)など、ストレスを感じることなくリフレッシュしながら仕事ができた、といった感想が寄せられている。
また、家族同伴のツアー参加者も、「家族と一緒にワーケーションができるか不安だったが、旦那さんに子どもをみてもらう間に仕事に集中することができ、“やればできる”ということが良く分かったし、家族の絆も深まった気がする」(30代・女性)と、前向きなコメントを述べている。
今回実施するウェビナーの開催日時は2021年3月23日(火)15:00~17:00。Zoomを使ったオンライン形式で参加費は無料。株式会社JTB総合研究所の主席研究員や沖縄県文化観光スポーツ部 部長、ワーケーション・プランナーを迎えた講演もある。ワーケーション導入を検討している企業の担当者や、ワーケーションに関心のある人は参加・視聴してみてはいかがだろうか。
沖縄県は、次年度以降も造成したモデルプランを活用し、関係者やメディアを招聘するなど、沖縄ワーケーションの誘致促進を行っていく方針だ。
3月23日アーカイブ動画
【ウェブサイト】沖縄ワーケーション ウェビナー
(Livhubニュース編集部)
明田川蘭
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