TATERU bnbの新法民泊施設第1号「TATERU bnb AKABANE-room-」東京都北区に6月30日オープン予定

TATERU bnb AKABANE -room-

株式会社TATERUの子会社である株式会社TATERU bnbは6月15日、IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」を導入した新法民泊施設第1号を「TATERU bnb AKABANE-room-」として東京都北区にオープンすることを公表した。サービス開始は6月30日を予定している。

同社は、6月15日に施行を迎えた住宅宿泊事業法(民泊新法)において宿泊管理業社として登録が完了しており、同施設にbnb kitを導入しICT(情報通信技術)を活用することで、実質無人運営を行う。

bnb kitは、4つの方法で解錠できる「スマートロック」、タブレットでチェックイン手続きができる「チェックインパッド」、旅行者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」をセットで提供するサービスだ。

bnb kit(TATERU bnb)

宿泊者は、宿泊予約時に発行されるキーナンバーを使用して、宿泊施設に設置された「スマートロック」を解錠、入室し、室内に備えつけの「チェックインパッド」を使用してオンライン上でパスポート確認と本人確認などのチェックイン手続きを行う。

さらに、宿泊者に「TRIP PHONE」を無料レンタルすると、施設周辺のおすすめ飲食店の紹介や予約、交通機関の案内やタクシーの予約など、滞在中のさまざまな要望にトリップコンシェルジュが24時間多言語で対応する。これにより、宿泊者は好きな時間にスムーズにチェックインでき、より快適に旅行を楽しむことができる。

同施設は、1部屋25.00㎡、宿泊可能人数は5人だ。料金は1部屋15,740円(税別)から、5名宿泊時は1人あたり3,148円からとしている。

TATERU bnb社は同日、民泊事業戦略説明会を開催し、今後の民泊市場展望や新しいサービスの紹介について発表した。bnb kitのレンタル予約開始やTATERU bnb AKABANE-room-、そして先日公表したbnb BOOKbnb SCOREの開発など、さまざまなサービスを公表している。

同社は今後も、民泊運営におけるサービスの拡充と新たなソリューションの開発を進め、さらなる民泊施設の展開を行う見通しだ。

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(Livhubニュース編集部)

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