TATERUとTATERU bnb、ゲストの信用スコアを可視化する「bnb SCORE」開発開始。エルズサポートが民泊分野で業務協力

アプリではじめるIoTアパート経営「TATERU Apartment」の開発・運営を行う株式会社TATERUと、子会社の株式会社TATERU bnbは6月7日、家賃債務保証事業を手がけるエルズサポート株式会社からデータ提供を受け、ゲストの信用スコアを可視化する「bnb SCORE」の開発を開始したことを公表した。今後、TATERU bnb社はこの仕組みを無人運営施設などで利用することで、ゲストによる宿泊施設の不正利用の防止やトラブル回避につなげる見通しだ。

bnb SCORE

今回開発されるbnb SCOREは、ビッグデータを活用して機械学習させることで、信用スコアを自動で出力できるようにするAIシステムだ。具体的には、ゲストのソーシャルメディアやブログから収集した趣味・趣向などのプロフィール情報や行動履歴に加え、TATERU社の保有する約4万件の属性データやアクティビティ、さらにエルズサポート社の保有する約40万件の属性データやアクティビティなどの定性的データを、データベースに蓄積し、機械学習させる。そこから、スコアリングモデルを生成し、ゲストの信用スコアを出力する。

これまでTATERU bnb社は、民泊運用アプリ「TATERU bnb」の開発・運営や、スマートロック・チェックインパッド・TRIP PHONEがセットになった「bnb kit」の開発・レンタルなど、IoTを活用した民泊運用サービスを提供してきた。今後もIoT民泊アパートについて、bnb SCOREのようなサービス拡張を図りながら、展開していく見通しだ。

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(Livhubニュース編集部)