身体を通して人と地球の関わりを学ぶ新しい体験「プラネタリーヘルス・ツーリズム」

古くから生き物の生活に水はなくてはならないものだ。
人だけでなく、自然そのものを健やかな状態で守るときにも水は必須。
「水はあって当たり前」と思わず、感謝の気持ちを持ってより深く自然環境について考えたい。

鳥取県江府町とtenrai株式会社は、2022年11月に締結されたプラネタリーヘルス推進にかかる連携と協力の協定を結び、事業を行ってきた。一般社団法人Bisui Daisenと共同で、江府町を含む大山流域でのプラネタリーヘルスツーリズム事業を開始する。

身体を通して水から人と地球の関わりを学ぶ旅に出てみよう。

プラネタリーヘルスについて

「プラネタリーヘルス」とは、2015年に“The Lancet”において提唱され、国際的なWorld Health Sumit2015(独・ベルリン)にて発表された、国際的に推進される最も包括的なヘルスケア概念で、人の健康と社会・地球の健康を一体と捉え、その全体の健全性を実現していくものだ。国際的に学際的研究、分野を横断した連携による社会実装や人材育成が求められている。

プラネタリーヘルスの考えをベースにした「プラネタリーヘルスツーリズム」とは、環境に配慮するエコツーリズム・環境を再生するリジェネラティブツーリズムをさらに発展させた新しいツーリズム。環境の再生活動を通じて、自らの心身の健康・ウェルビーイングと地域、自然環境の健康を実現する生き方や関わり方を体得することを目標にする。

おいしい水を育む島根県江府町

鳥取県江府町は、中国地方最高峰「大山(だいせん)」の麓、南側「奥大山」に位置する、鳥取県の人口最小の町。町の資源は、奥大山の豊かなブナ林が育む水であり、天然水の採水地になっている。おいしい”水”を育む豊かな自然環境と、奥大山の雄大な自然景観を背景として周囲と調和した農村風景や美しい街並みの景観に恵まれた地域だ。

「美しい自然景観に抱かれた、おいしい水を育む3000人の楽しいまち」という将来の希望の姿を実現するために、「水のふるさとSDGs宣言」を掲げ、全国に先駆けて「プラネタリーヘルス」を社会実装するローカルエリアとして、新たなチャレンジに積極的に取り組んでいる最中。歴史文化・気候風土を生かしたプラネタリーヘルス・ツーリズムとして国内にとどまらず、国際的な観光に生かしていく。

体験型の学び プラネタリーヘルスツーリズム 「SUSA」

これまで、tenrai株式会社代表の桐村医師監修のもと、大山流域での「身体を通して水から人と地球の関わりを学ぶ」プログラムが行われていた。この実証実験をもとにしたツアー商品を「プラネタリーヘルスツーリズム SUSA」として、2024年4月よりBisuiによって本格的に提供される。

水とつながるシャワークライミングや、水源再生プロジェクトを通して大山流域の水を全身で感じ、気候風土や歴史文化と深くつながり、環境再生活動に関わっていく。身体を通じて体得される学びや心身の変化は、これからの時代の地球市民やビジネスリーダーにとって必須のリタラシーとなるだろう。

自然とつながる体験で私たちの考えを柔軟にさせ、自然環境に思いを寄せられるきっかけを…。健康や環境について考えるひとときを過ごそう。

【プラネタリーヘルスツーリズム詳細】tenrai株式会社

【参照サイト】一般社団法人Bisui Daisen
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