株式会社ふろしきやは、千曲市、信州千曲観光局、長野県、しなの鉄道と提携し、2月24日(水)から2月26日(金)の2泊3日で、仕事と旅行を同時に楽しめるトレインワーケーションをメインとした「第5回 千曲市ワーケーション体験会」を開催する。
同社が企画するワーケーションプログラムには、これまで100名以上が参加。5回目となる今回は、信州リゾートテレワークモデル地域である千曲市にて、新しい観光列車の使い方の模索、信州を活気づけたいとの想いから、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」を3両すべて特別に貸し切るプログラムを実現した。リゾート車両の貸し切りは、日本でも初めての取組みとなる。
プログラム内容は、観光列車「ろくもん」で、仕事をしながら絶景や温泉、信州産の食材をふんだんに味わえるというもの。感染症対策として、体験会では広くまたは分散して執務できる環境を用意する。また、人数を3両編成で乗車定員72名のところ、30名(事務局含む)に限定する。車内の通常換気に加え、途中停車駅などでの空気の入れ替えも行い、個室も換気ができるようになっている。
1日目は、戸倉駅を発車し、軽井沢を経由して降雪の懸念が少ない豊野駅まで運行する。豊野駅からは3ルートを選択し、豊野温泉や飯綱町、小布施の交流拠点への来訪・交流を図ることができる。最後は、月と夜景で有名な「姨捨」のガイドツアーに参加する。
2日目は、千曲市に戻り、地元タクシーと連携した実験的な配車システムを使い、市内のワークスペースを選んでの自由行動となる。そして3日目は、瞑想とワーケーションに対するアイデアソンプログラムに参加する。旅の締めくくりに温泉への入浴も可能だ。
さまざまなスタイルの働き方や交流を促す内容となっており、参加者は仕事の状況をみながら、自由度の高いプログラムを設定できる。
料金は税込35,000円、千曲市までの交通費と宿泊代は別途かかる。募集人数は25名程度。募集期限は2月12(金)まで。なお、車両にはWi-Fi設備がないため、希望者を対象に、期間中、無線Wi-Fiルータを無償で貸与する。
同社は、今後もワーケーションを通して、「人の働き方」や「街の使い方」に関する新しい形を示す方針だ。
【イベントページ】第5回 千曲市ワーケーション体験会
【ウェブサイト】千曲市ワーケーション事業
(Livhubニュース編集部)
明田川蘭
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