楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社は5月24日、一棟貸し切りのコンテナ型宿泊施設「Rakuten STAY VILLA」をサブブランドとして開業し、沖縄県の宮古島に第1号店「Rakuten STAY VILLA 宮古島 前浜ビーチ」をオープンした。昨年10月に楽天LIFULL STAYは、コンテナ建築を中心に施設管理や建築事業を行う株式会社デベロップとの業務提携を発表しており、今回は提携後初の施設となる。

「Rakuten STAY VILLA 宮古島 前浜ビーチ」は、アウトドアデッキにBBQグリルやアウトドアバスを完備、インテリアはウッド調で統一し、昨今話題となっているプロジェクター付シーリングライト「popIn Aladdin」のほか、ダブルベッド2台にソファベッド1台を備える。同施設は、宮古空港より車で南に約11分、透明度が高い海と真っ白な砂浜から東洋一美しいと言われる「与那覇前浜ビーチ」まで車で約3分の場所に位置する。広さはウッドデッキ含む56.7㎡で全3戸、定員は各戸最大4名、宿泊料金は1泊約20,000円(税抜)から。

ウッド調のインテリア

アウトドアデッキ

プロジェクター付シーリングライト「popIn Aladdin」
宮古島には、3月に「宮古空港」に次ぐ第二の玄関口として「みやこ下地島空港ターミナル」が開業し、成田・関西からのLCC便と国際線が就航したことで、より便利にリーズナブルな料金で訪れることができるようになった。友人とのグループ旅行や子ども連れでの家族旅行などで、優雅に宮古島を楽しんでみてはいかがだろうか。
「Rakuten STAY VILLA」は、土地の形状や用途に応じてデザインしやすい建築用コンテナモジュールを活用したコンテナ型宿泊施設を、テラスやプールなどと構成することを予定したサブブランド。スクエア形状の建築用コンテナモジュールを各施設に使用しており、不整形地においても、自由な施設の配置や組み合わせが可能だ。そのため、建築用コンテナモジュールをかけ合わせた複数の部屋で構成される一軒家タイプに加え、露天風呂や屋外ジェットバス、プールを備えた宿泊施設まで、条件や用途に合わせて施設を建築できる。また、外壁や屋根などの施工を完了した状態で出荷することにより、従来の方法にくらべ大幅に工期を短縮できる特徴がある。
楽天LIFULL STAY社は、2017年11月にRakuten STAYを開始して以降、他社との業務提携のもと異なるタイプのサブブランドを展開している。これまでに、戸建型宿泊施設「Rakuten STAY HOUSE × WILL STYLE」や、ガレージハウスをコンセプトとした「Rakuten STAY MOTEL」のほか、大阪心斎橋に1号店をオープンしたホステル「Rakuten STAY HOSTEL」や築50年以上の京町家を改修した「Rakuten STAY KYOMACHIYA」といったブランドで宿泊施設を手掛けている。
【不動産オーナー向け問い合わせ窓口】Rakuten STAY VILLA
(Livhubニュース編集部)


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