旅の途中で心を動かされた「かの香り」をカタチにする体験を。富山県南砺市井波「CANO 旅と香りの研究所」オープン

香りで昔の記憶を思い出すことがある。「懐かしい」「おいしかった」「嬉しかった」など香りによって感情が呼び覚まされる瞬間は、誰もが体験したことがあるだろう。

職人文化の再興を手掛ける株式会社コラレアルチザンジャパンは、同社が運営する宿「Bed and Craft(ベッドアンドクラフト)」と連携し、旅と香りをテーマにした新たな滞在体験を提供する拠点「CANO 旅と香りの研究所」を2023年4月15日(土)にオープンする。旅と香りを結び、旅の思い出を制作・体感できる場を提供していく。

CANO(カノ)とは

CANO は旅と香りをテーマにしたプロダクトブランドとして 2022 年夏にスタート。拠点となる富山県南砺市井波は「彫刻のまち」として全国的に知られている街だ。多くの銘木を彫刻の材料として使用しているが、制作途中で出る木クズの多くが廃棄されてしまっていた。

CANOでは、廃棄される木材を蒸留してエッセンシャルオイルとして製品化。「まちの香り」として木材を生まれ変わらせた。同じく木材から生まれたディフーザーを持ち運んで、旅先でも、日常でも、井波との繋がりをつくりたいと考えている。

香り旅を体験

同社が運営する、日本初の職人に弟子入りできる宿「Bed and Craft」と連携し、旅と香りをテーマにした新たな滞在体験を提供する「CANO 旅と香りの研究所」をオープン。旅の思い出を香りで残す体験ができる。

コト・モノ・カオリ

研究所のコンセプトは「旅先で、日常で、香りとあなたを結ぶ体験を」。

01 旅ノモノ _ 旅の香りを持ち運ぶ「旅香合」等のプロダクトを購入できるショップエリア
02 旅ノコト _ 旅の思い出を制作する香りのブレンドワークショップエリア
03 旅ノカオリ _ 木彫刻の木クズ等を活用したエッセンシャルオイルを抽出する蒸留所エリア

CANOは上記3つの空間が構成されており、それぞれのエリアが旅の香りと思い出を作り出してくれる。

クラフト&アートをテーマにした宿泊施設「Bed and Craft」

井波に点在している施設から成り立っており、一棟貸切の宿を中心に、町の工房や飲食店巡りを楽しめる。職人のもとで「弟子入り」体験が可能で、職人とおなじ道具・おなじ技術をつかって自分だけの作品を作り上げる。そんな特別な空間でオリジナルのフレグランスづくりも楽しめる。旅先から帰っても、充実した時間を思い出す香りを持って帰ろう。

目に見えない思い出をつくろう

旅の思い出といえば、写真やお土産が旅の思い出話を広げてくれるだろう。香りという目に見えない思い出により、ふと旅が蘇った瞬間は、いつもより特別な思い出に感じられるのかもしれない。

【参照サイト】CANO 旅と香りの研究所 公式サイト
【参照サイト】Bed and Craft 公式サイト
【参照サイト】株式会社コラレアルチザンジャパン 公式サイト

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