※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「IDEAS FOR GOOD」からの転載記事となります。
文章だけでは伝えきれない、手触り感のあるサステナビリティを現地で実際に見て、感じてほしい──社会をもっとよくする世界のアイデアマガジンIDEAS FOR GOODがそんな想いで企画するのが、ソーシャルグッドな体験プログラム「Experience for Good」です。
今回の旅の舞台は、欧州。いま、世界的に注目されている経済・社会概念である「サーキュラーエコノミー」のユニークな事例が多く集まる、イギリスのロンドン、フランスのパリ、オランダのアムステルダムの3か国を、2023年6月8日(木)から2023年6月15日(木)まで、およそ8日間かけて巡る旅です。
IDEAS FOR GOODが「欧州サーキュラーエコノミー特集」に向けた取材を初めて行ったのは、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年11月。編集部が訪れたのは、世界に先駆けてサーキュラーエコノミー戦略を発表したアムステルダム、そしてロンドン、パリ、ベルリン。それぞれの国で、行政だけでなく民間組織によるユニークな取り組みを特集しました。
あれから、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻などにより、世界の状況は想像以上に大きく変わりました。気候変動や、格差の拡大、民主主義の危機といった複雑な問題に直面しており、これまで経済成長のために環境を破壊し、格差と分断を生み出してきた資本主義の限界が浮き彫りになっています。
そんな中、ひと足早くサーキュラーエコノミーを取り入れてきた欧州では、こうした資本主義の限界や資源の枯渇に対処するため、地球の限られた資源の範囲内で全ての人々の社会的公正を実現する「ドーナツ経済学」や、「デ・グロース(脱成長)」の考え方がますます注目されています。経済を無限に成長させることは可能なのでしょうか。そもそも、成長し続ける必要があるのでしょうか。経済成長は、本当に私たち人類を幸せへと導いているのでしょうか──そんな問いを、いままさに考えなおすフェーズに来ています。
サーキュラーエコノミーの実践に取り組んできた欧州の国々はいま、危機の中でどんなジレンマを抱え、もがきながらも進んでいるのでしょうか。この旅を通して、サーキュラーエコノミーに取り組む人々に多角的に出会いながら、今あるものを見つめ直していきます。そのなかで、人間と自然とのつながりや、他者とのつながり、過去と現在とのつながり、さまざまなつながりを、見つけていただければ幸いです。
イギリス、フランス、オランダ3か国の旅で訪問するサーキュラーエコノミー関連団体は、20社以上。日頃から世界のソーシャルグッドな事例に触れているIDEAS FOR GOOD編集部が厳選しました。今回はその視察先の一部と、各国のテーマをご紹介します。
※視察先は、随時追加予定です。
【イギリス・ロンドン】経済・社会システムをリデザインするためには?
世界を代表する国際金融都市であり、898万人もの人口を抱える欧州最大の都市でもあるロンドン。ロンドンの人口は、2050年に1,300万人を超えるとも予測されており、増加し続ける人口と消費に対応し、持続可能なまちづくりを実現するための戦略として、「サーキュラーエコノミー」の概念が2015年に本格的に導入されました。サーキュラーエコノミーの原則を政策に取り入れてから8年が経過したいま、ロンドンはどのような「サーキュラー・シティ」になっているのでしょうか。
いままさにサーキュラーエコノミーのあり方自体が模索されている状況で、企業および行政によるさまざまな実験的なアウトプットがロンドンの街には現れています。それは「デザイン」という分野を牽引してきたロンドンならではのプロダクトからクリエイティブ、システムまでさまざま。本ツアーのロンドンパートでは、参加者のみなさんとともに現地の団体の活動を深掘りするだけではなく、実際にユーザーとしてまちに実装されたサーキュラーデザインを五感で体験し、私たちが本当に欲しい「サーキュラリティ」とはどのようなものか、一緒に考えていきます。
ReLondon
ロンドンのサーキュラーエコノミーを推進する機関である「ReLondon(リ・ロンドン)」。ロンドン市内の各自地区や大企業、スタートアップ企業までと連携して、食・衣類・プラスチック・電子機器・建築環境を中心に、数々のプロジェクトを手がけています。「あらゆるステークホルダーが足並みを揃えてサーキュラーエコノミーを推進する困難は?」「サーキュラーエコノミーは私たちの生活を幸せにしてくれるのか?」そうした問いへのヒントを探しに行きます。
キーワード: #大都市とサーキュラーエコノミー #官民の連携 #スタートアップ支援
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サーキュラーエコノミーは、コミュニティにも恩恵をもたらす。LWARB「Circular London」に学ぶ、循環型都市への道のり
Notpla
2018年、ロンドンのハーフマラソンで水分補給がプラスチックカップではなく「食べられるボール」になったことが話題になりました。この「ボール」の包装を開発したのがロンドンを拠点に活動する「Notpla(ノットプラ)」という企業です。彼らが開発する海藻由来の「食べられる包装」は、イギリスでも大きな課題となっている包装プラスチック削減の可能性を秘めていることから大きな注目を浴び、近年ますます活躍の場を広げています。そんな注目のノットプラに、プロダクト開発の背景だけでなく、アイデアを広める方法や、人々の巻き込み方などを聞きにいきます。
キーワード: #クリエイティビティ #サーキュラープロダクト #五感で感じるデザイン
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ロンドンのハーフマラソン、水分補給はプラスチックカップから「食べられるボール」へ
OmVed Gardens
「OmVed Gardens(オムベド・ガーデンズ)」は、「自然と人間の間にあるクリエイティブスペース」を謳う空間。ロンドンにあるとは思えないほど青々と木が生い茂るガーデンの中には、色とりどりの植物・動物・虫たちが生息しており、サステナビリティに関する展示や、食に関するイベント・ワークショップなども頻繁に開催されています。都市の中で暮らしながら、私たちはどう自然とのつながりを保てるのでしょうか。オムベド・ガーデンズで実践される農法やそこで培われた知見に学びながら、自然と自分自身の関係を改めて捉え直していきます。
キーワード: #生物多様性 #ウェルビーイング #自然から学ぶ
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完璧ばかり目指して疲れてない?ロンドンのガーデンを歩いて「不足の美」を学んだ日
Silo London
東ロンドンハックニー地区に位置する、世界初のゼロウェイストレストラン。近隣の農家との連携でプラごみを出さない仕入れやコンポストの仕組みを生み出し、食料からカトラリーまで一切の廃棄を出さず、「ごみ箱を持たない」レストランとして有名になりました。紙のメニュー表もなく、当日食べられる料理は大きな壁にプロジェクターで表示されます。こだわりはインテリアにも取り入れられており、建築の素材には廃棄物あるいは自然に戻る素材のみが使用されています。目から口から、五感を使ってサーキュラーエコノミーを体験しにいきます。
キーワード: #ゼロウェイストレストラン #近郊農業 #体験のデザイン
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街と人とともに進化する。7年目を迎えた世界初ゼロウェイストレストラン・Silo Londonインタビュー
※訪問先は変更の可能性があります。追加企業は追ってお知らせします。
【フランス・パリ】市民とともに考える。無限の成長を追求する資本主義に代わるものとは?
フランスの首都・パリは、2018年にサーキュラーエコノミープラン(2017〜2020)を発表し、官民の連携による実行を進めています。2021年に発表された更新版では、2024年までに市内で廃棄物の削減を目指すことや、地域経済の発展など様々な施策が含まれています。なかでも、市民の参加を重視しているのがパリ市の特徴で、住民からアイデアを募り、その中から実際に予算を使うプロジェクトを住民投票で選ぶ「参加型予算」の動きは欧州でも最大だと言われています。だからこそ、地域の本質的な課題を見つけ出し、その解決に向けて野心的に取り組むプロジェクトが多く、パリでは「市民がつくる」サステナブルなまちづくりを体感することができます。
また、近年注目されている、脱成長運動の発祥地であるフランスは、無限の成長を追求する資本主義に対する代替案を模索しながら、首都のパリにある多くの企業や団体が持続可能な取り組みを進めています。フランスには、民主的な運営により、人間や環境にとって持続可能な経済社会をつくることを目的とする「社会的連帯経済」という概念が古くから存在します。無限の経済成長が地球資源の制約に直面している現代社会は「持続不可能」であるとし、社会的なつながりを重視するパリでは、「ローカル」や「民主主義」などをテーマにめぐります。
La REcyclerie
19世紀から残る駅舎をリノベーションして造られた、環境配慮型複合施設。施設は、バー・レストラン、DIYスペース、農園に大きく分かれており、朝から晩まで多くの人々で賑わっています。農園のエリアには、人間の排泄物がそのまま土の養分になるコンポストトイレや、アクアポニックス、鳥や虫が住めるようになっている「HOTEL A INSECTES」なども設置。施設全体で循環を表現するパリならではのコミュニティ施設で、植物、動物、人間がともに心地よく暮らしていくためのヒントを学びます。
キーワード: #循環 #ローカル #公正な移行
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格差の大きなパリで、みんなにエコ習慣を。まちに開かれた実験場「ラ・ルシクルリ」訪問記
NATURE URBAINE
都市のレジリエンスを高める、欧州最大の都市農業「NATURE URBAINE(ナチュール・ユベンヌ)」。巨大な見本市会場ポルト・ド・ヴェルサイユの建物のうちの一つの屋上が使われています。「エアロポニックス」や「ハイドロポニックス」と呼ばれる、土を使わない水耕栽培・空中栽培を行うことで、通常の農業のおよそ10%の水の量で作物を育てており、無駄のないサステナブルな農法を実践しています。パリで都市農業が進む背景なども触れていきます。
キーワード: #都市農業 #コミュニティ #生物多様性
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屋上農園レストランから量り売りまで。パリで訪れたい5つのサステナブルスポット
La Cité Fertile
パリに隣接する都市「Pantin(パンタン)」。フランスで最も汚染されている場所と言われていましたが、再開発によって環境面と社会面を両立したパリのサードプレイスとして生まれ変わりました。都市圏にありながらも緑豊かで、畑、庭園、森林、バイオトープなど、多様な環境を備えています。その中にある「La Cité Fertile (シテ・フェルティーユ)」は、フランス国鉄の貨物駅跡を利用して作られた施設です。環境に配慮したイベント、農業や食、アートや文化、社会的イノベーションに関するワークショップ、講演、展示など、多様なプログラムを提供しています。人々が集まってアイデアを共有し、持続可能なライフスタイルを実践するLa Cité Fertile からは、コミュニティづくりを学びます。
キーワード: #生物多様性 #コミュニティ #サードプレイス
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「疲れた人」どうケアする?ヨーロッパで広がるメンタルヘルス対策【欧州通信#08】
Restaurant Ventrus – Parc de La Villette
数週間で組立てや解体ができ、移動ができる設計のユニークなレストラン「Ventrus(ヴェントゥス)」。「眺めの良い場所にレストランをつくる」という考えによって、人々の感性を刺激することでその土地の個性テロワールを大切にしているレストランです。これまで、フランスの眺めの良い場所を旅してきたVentrusが今回選んだのは、パリ19区の運河があるラ・ヴィレット公園。夏には日差しを求めてパリ市内の多くの人々が集まる公園です。Ventrusは、環境に配慮して地元の生産者から食材を仕入れている、地域に根ざしたレストランで、パリ市内の都市農園でできた作物を味わうことができます。また、廃棄物ゼロのポリシーに基づき、レストランで出た生ごみは堆肥化し、パリ市内の農園で使われています。ヴェントゥスでは「ローカル」をテーマに、五感で食事を楽しみます。
キーワード: #地産地消 #テロワール #循環
※訪問先は変更の可能性があります。追加企業は追ってお知らせします。
【オランダ・アムステルダム】ドーナツ経済学をいち早く取り入れた国の、次の到達点は?
自由な精神と多様性を街のアイデンティティとするアムステルダムは、世界で初めて2050年までのサーキュラーエコノミー実現という目標を掲げました。さらには世界で初めて、地球の限られた資源の範囲内で全ての人々の社会的公正を実現する「ドーナツ経済学」をまちづくりに取り入れた「ドーナツ都市計画」を発表。こうしてサプライチェーンでつながる他の国や地域、人や環境への影響までを見通したサーキュラーエコノミー移行を実現することを目標に据えています。
オランダでは、国が戦略とロードマップを明確にしているからこそ「まずは始めてみる」ことが可能になり、そしてそこからわかったことを広く共有し合うというアプローチが実を結びつつあります。サーキュラーエコノミーや「ドーナツ経済学」を取り入れたオランダの街は今、どのように変化しているのでしょうか。オランダならではのデザインやユーモアがふんだんにちりばめられた取り組みを見に行きます。
DB55 / Furnify
サステナビリティ×デザインを「生きた事例」として実践している、いまアムステルダムで最もホットなスポットの一つ「DB55」は、異なる機能を一つに融合させる空間「ブレンド会場(Blended Venue)」朝はオフィススペース、夜はイベントスペースと、遊び心たっぷりに変化します。建築・デザインスタジオのD/DOCKと、円形空間デザイン会社のFurnify(ファーニファイ)が手掛けたこの施設。内部にはバーも併設されており、廃棄されたパンから作られたアップサイクルビールを味わうことができます。DB55で使用されている建材や家具は主にセカンドライフのもので、デザインの段階から新品製品の使用を最小限にする工夫が随所にちりばめられた宝箱のような施設。
キーワード: #デザイン #アップサイクル #建築
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イマ訪れたい、ヨーロッパの最新サステナブルスポット
Metabolic
オランダ・アムステルダムを拠点に、設計からリジェネラティブでサーキュラーな経済への移行を実現のため自治体・事業者・NGOらを支援するコンサルティング会社。独自のマテリアルフロー・アナリシスとナレッジによって循環性向上のための戦略を描き、De CeuvelやSchooschipなど、これまでに創造性の光るプロジェクトを300以上実施しました。アムステルダム市やロッテルダム市などで循環型都市への移行戦略を進める一方で、オランダのみならず欧州、アメリカ、シンガポール、台湾などでサーキュラーエコノミーを牽引。WWFなどの国際機関と共同研究を行うなど、国際的にも高く評価される分析力・実績を誇っています。
キーワード: #シンクタンク #循環型都市 #イノベーション
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アムステルダムの官民一体型サーキュラーエコノミー実験区「De Ceuvel」
Fashion for Good Museum
2018年秋、アムステルダム中心街に誕生した世界初のサステナブルファッションミュージアム「Fashion for Good Experience」。私たちが普段何気なく着ている衣服の裏側にあるストーリーから、持続可能な未来に向けたイノベーションまでのインタラクティブな学びを提供し、“来館者の行動を根本的に変える”ことを目指しています。ステラ・マッカートニー氏やアディダスなどが参加する、持続可能なファッションのプラットフォームFashion for Good Museumが創立しました。
キーワード: #イノベーション #ファッション #デザイン
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「Fashion for Good」を体験する。世界初のサステナブルファッションミュージアム
※訪問先は変更の可能性があります。追加企業は追ってお知らせします。
オランダ企業×日本企業ネットワーキングイベントの開催
ツアー最終日のハイライトとなるのは、オランダと日本企業が結束し、サーキュラーエコノミーを世界に広げる特別なネットワーキングイベントです。
会場となるのは、アムステルダムの最先端サーキュラースポット「DB55」。オランダを拠点としてサーキュラーエコノミーに取り組む多数の著名企業が参加。まさに、世界が注目する企業とのつながりを築く絶好のチャンスとなります。
異なる産業や地域、国境を越えたつながりは、サーキュラーエコノミー実現のカギを握っています。お互いが学び合うことで、新たなインスピレーションの場となるでしょう。
※参加企業は追ってお知らせします。
こんな方におすすめ
- 欧州における循環型の取り組みに興味がある方
- サステナブルな新規事業を検討中で、海外のユニークな参考事例を実際に学びたい方
- 欧州市場参入を検討している方
- 英国・フランス・オランダの、サーキュラーエコノミーを切り口にした最新の取り組みを知りたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む欧州企業・日本企業とつながりたい方
- その他、興味がある方であればどなたでも大歓迎
編集部のおすすめポイント
- 参加者やヨーロッパのソーシャルイノベーターたちとの交流により、通常の旅行では味わえないような学びを得たり、現地の人とのつながりを感じたりすることができる。
- 世界中のユニークでサステナブルな取り組みを収集するIDEAS FOR GOOD編集部チームがガイド。一歩踏み込んだ発見を積み重ねられるため、普段の旅行とは異なる“気づき”を得られる。
- ただ話を聞くだけではなく、現地起業家や担当者と対話し、能動的に意見を交わす「体験」をすることで、参加者自らツアーを創り上げていく。
- 現地に精通したガイドが、滞在期間を最大限に有効活用したツアープランを用意し、効率的に複数の現地企業を尋ねることができる。
旅を共にする編集者・サポートスタッフのご紹介
今回の旅を共にする、IDEAS FOR GOOD編集者をご紹介します。
加藤 佑(かとう ゆう):ハーチ株式会社代表
IDEAS FOR GOOD 創刊者。Harch Inc.の創業者。循環経済専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜市における地域循環経済プラットフォーム「Circular Yokhama」などに従事。キーワードは「循環思考」。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー
伊藤恵(いとう めぐみ)ハーチ欧州/IDEAS FOR GOOD Business Design Lab
ハーチ欧州英国支部。ロンドン在住。一橋大学社会学研究科修了。学生時代は東京・シンガポール・香港などアジアのグローバルシティの公共空間・緑化空間について研究し、その後オフィスのインテリアデザインを手掛ける企業にてプロジェクトマネジメントに携わる。現在はIDEAS FOR GOODでのライティング・編集ほか、欧州現地でのリサーチ・プロダクト制作に取り組む。
富山恵梨香(とみやま えりか):ハーチ欧州/IDEAS FOR GOOD編集部
ハーチ欧州フランス支部。パリ在住。大学では行動経済学を学び、卒業後には日系不動産会社のベトナム、ハノイ支店に約2年間勤務。国内外の社会的企業への取材をする傍ら、体験型メディア事業「Experience for Good」責任者としてベトナム・ハノイの「ウェルビーイング」ツアーなどを企画・実施。その他フィリピン在住経験の他、世界20か国以上への渡航経験あり。
西崎こずえ(にしざき こずえ)ハーチ欧州/Circular Economy Hub編集部
オランダ在住。高校からオーストラリアに居住し首都キャンベラ大学で観光経営学を専攻。卒業後マーケティング・PR・CSRコンサルタントとして国内外のブランドを支援。2020年1月よりオランダ・アムステルダムに拠点を移しサーキュラーエコノミーに特化した取材・情報発信・ビジネスマッチメイキング・企業向け研修プログラムなどを手掛ける。
瀬沢正人(せざわ まさと)ハーチ欧州/IDEAS FOR GOODクリエイティブディレクター
オランダ在住。IDEAS FOR GOOD編集部・クリエイティブディレクター。前職は日系メーカーにて国内外のデジタルマーケティング推進、海外営業を担当。デンマークで映像制作とサステナビリティについて学び、現地の社会課題を取材した作品がきっかけとなり、IDEAS FOR GOODにジョイン。映像コンテンツのディレクションと制作を担当。
プログラムの概要
実施期間 | 2023年6月8日(木)〜6月15日(木) 現地集合・解散 ※上記日程は現地プログラム開催期間となり、往復のフライト日時は含まれておりません。 ※事前懇親会・勉強会も開催(スケジュールは後日お知らせします。) |
訪問地 | ロンドン・パリ・アムステルダム 3都市 |
ツアー代金 | 88万円(税込) ※ツアー申込にあたり申込金50,000円/人のお振込をもって旅行契約成立となります。(申込金は全体のツアー代金の一部に含まれます) |
ツアー代金に含まれるもの | 食事(一部日程を除く)、視察費、現地での交通費、イギリス・フランス・オランダ間の交通費など |
ツアー代金に含まれないもの | 往復航空券、宿泊費、日本国内の交通費、海外旅行傷害保険など |
キャンセル料金 | 旅行契約成立後、お客様の都合で契約解除される際は次の金額を取消料として申し受けます ・旅行開始日の前日から起算して30日前から3日前まで:旅行代金の20% ・旅行開始日の前々日~当日:旅行代金の50% ・旅行開始後または無連絡不参加:旅行代金の100% |
定員 | 15名 ※最小催行人数:10名 |
スケジュール |
※イベントの日程は適宜調整の可能性があります。 |
申込期間 | 2023年5月10日まで |
主催団体 | IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)/サステナブルイベントネットワーク(株式会社ジャパングレーライン) |
プログラムの詳細・お申し込みはこちらから
ツアープログラムに関するご質問は、ぜひお気軽に下記窓口までご連絡ください。
▼プログラム内容に関するお問い合わせ
ハーチ欧州のお問い合わせページよりお問い合わせください。
▼お申込み先
ツアーお申込みは下記URLをクリックいただき、申込フォームをご記入ください。
※10名様以上のお申込みでツアーを実施いたします。
※後日、旅行会社より個別に申込金、ツアー代金についてのご案内をいたします。
https://ws.formzu.net/dist/S89225456/
主催団体
※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「IDEAS FOR GOOD」からの転載記事となります。
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