日本民泊協会は11月12日、「Go Toトラベルキャンペーン」に続き、東京都民割「もっと楽しもう!TokyoTokyo」に参加したことを発表した。
都民割「もっと楽しもう!TokyoTokyo」は、東京都民が都内を旅行する商品を対象に、宿泊旅行は1泊5,000円、日帰り旅行は1回2,500円が東京都より補助されるキャンペーンだ。Go Toトラベルキャンペーンと組み合わせることが前提であり、東京都からの補助に加え、Go Toトラベルの補助、そして地域共通クーポンが付与される。
しかし、Go Toトラベルと同様、大手宿泊予約サイトや大手ホテルが先行割引販売したことで、割引販売できない比較的小規模なホテルや民泊ではキャンセルが相次ぎ、キャンペーン前よりも経営難となっている施設も少なくないという。そこで同協会は、観光庁等へ進言し、業界で初めて第三者機関として指定されたことで、小規模なホテルや民泊施設もキャンペーンに参加できるようになった。
人気のホテル(民泊)や宿泊予約サイトを取り扱う各社で都民割「もっと楽しもう!TokyoTokyo」キャンペーンの対象は即日完売となったものの、宿泊予約サイトを通さず直接ホテルや民泊に予約することで、都民割の恩恵を受けられる宿泊施設は残っている。特に自社で広告を打てない「民泊」などは枠に余裕があり、グループ向けの一戸建てや3LDKなどの広めの部屋に空きがみられる。
新型コロナウイルスの影響により、人との接触を控えることや衛生管理が重要視される昨今、無人フロントや他の宿泊者との接触もない施設も多い民泊は、三密回避という面からも「安心の旅行手段」として注目を集めている。Go Toトラベルや都民割の施策により、こうした民泊も適した用途で活用されることに期待したい。
【ウェブサイト】一般社団法人 日本民泊協会
【ウェブサイト】もっと楽しもう!TokyoTokyo
【ウェブサイト】実質無料民泊 GoToトラベル もっと東京 併用で
(Livhubニュース編集部)
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