佐渡DMO、定額住み放題サービスの「ADDress」と連携し離島初のサブスクリプションを開始

一般社団法人佐渡観光交流機構(佐渡DMO)は10月26日、定額制の全国住み放題多拠点ライフプラットフォームを展開する株式会社アドレスと連携し、佐渡島でワーケーションの促進と関係人口の創出を目的としたサブスクリプションを開始したことを発表した。

月額4万円から全国各地の家に定額で住めるサブスクリプションサービス「ADDress」を展開するアドレスは、多拠点生活を推進により関係人口を創出し、地域活性化を目指している企業だ。月額利用料には、電気代・ガス代・水道代が含まれており、敷金・礼金・補償金などの初期費用を必要とせず、何度でも移動可能なことから、都会の喧騒を離れてリモートワークをするビジネスマンや地元の人との交流を楽しむ人々、別荘感覚で利用する人々などに利用されている。

このたびの両社の連携により、テレワークやワーケーション目的で佐渡拠点を利用するADDress会員に対し、佐渡島内の物件や二次交通のレンタカーを割引価格で提供することで佐渡滞在の充実を図る。物件は、JR東日本の子会社である株式会社トッキーが運営する「ファミリーオ佐渡相川」をADDress佐渡の拠点とし10月初旬より利用できるようになっている。今後は佐渡市と協力し、島内の宿泊施設や空き家所有者へADDressへの物件提供を呼び掛け、遊休資産の活用を働きかけていく。またレンタカーにおいては、島内事業者と連携し、ADDress会員向けにレンタカーを通常料金の約40%の割引価格で提供する。

住宅コストや島内交通の移動コストを軽減でき、多拠点生活の対象者のすそ野が大きく広がり、佐渡島の関係人口の拡大が期待できる。佐渡DMOは今後も空き家の活用として数か所の拠点を提供するとともに、バスやフェリーなどの公共交通手段の会員向けサービスを佐渡市と連携し拡充していく。

新型コロナウイルスの影響により、リモートワークやワーケーションといった新たな働き方がさらに広がりつつある今、同サービスの利用を通じて、離島に住みながら今ある仕事に取り組み、生活を充実させるきっかけを得る人々も増えそうだ。

【サービスページ】<佐渡体験パック>【ADDress会員限定】島内サブスクリプションプラン レンタカー&往復乗船セット
【サービスサイト】ADDress | 定額住み放題 多拠点生活プラットフォーム
【サービスサイト】一般社団法人佐渡観光交流機構

(Livhubニュース編集部)

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