大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアは7月1日、茨城県笠間市との公民連携事業「ETOWA KASAMA(エトワ笠間)」にて、withコロナ・afterコロナの多様化する働き方に対応し、従来のオフィスでは実現しづらい健康的・創造的に働ける場「OUT WORK(アウトワーク)」の提供を開始したと発表した。
「ETOWA KASAMA」は、茨城県笠間市が所有する公共宿泊施設(旧あたご天狗の森スカイロッジ)を同社によりロッジやグランピングテントを擁する宿泊施設へとリノベーションしたアウトドアリゾート施設だ。都心から電車で約90分という利便性に加え、密を避けつつ恵まれた自然の中でゆったりと過ごせることから、2020年7月のオープンより多くの利用者から人気を集めている。
新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークやオンライン会議が普及する一方、従業員同士のコミュニケーション機会の不足に新たな課題を抱えている企業は少なくない。そこで同社は、豊かな自然に囲まれる開放的な環境でチームコミュニケーション活性化や、一人ひとりの創造性の発揮を促すような場を提供するべく、同社が運営する「ETOWA KASAMA」施設内にオフサイトミーティングやビジネス合宿が行える「OUT WORK」を開設した。
「OUT WORK」では、インテリアメーカー監修の家具を導入するなど、日常とは異なるスタイリッシュで快適な空間を演出。PC作業も十分にできるワークスペースやプリンターなどの機器、Wi-Fi環境も、もちろん整備されている。
ワークスペースも、「ロッジ型スペース」、「集中型テント」、「リラックス型テント」など、働き方に合わせた3タイプを用意。利用者ごとに占有使用できるため、他の利用者の視線を気にすることなく、集中してミーティングを行える。他にも1人用や屋外ワークスペース、少人数ミーティングスペースといったフリースペースがあり、目的に合わせて自由に利用可能だ。
また、業務時間外に関してもチームのコミュニケーションをより深めるポイントが複数ある。都心から約90分の移動は、現地でのディスカッションの質を高めるためのアイスブレイク時間としても活用できるだろうし、業務後に楽しむことのできる地元の食材を使ったバーベキューや焚火、テントサウナなどのレクリエーションは普段のオンラインランチ会などでは満たすことのできないチームとの深いつながりを構築できるはずだ。
利用プランは、朝10時~最大夜9時まで利用できる日帰りプランと、1泊2日プランの2タイプ。その他利用プランも相談が可能だ。
テレワークを導入しているものの、従業員同士のコミュニケーション不足に課題を感じている企業や、オフサイトミーティングを検討している企業は、同施設の活用を検討してみるのはいかがだろうか。
OUT WORK
問い合わせ窓口 03-5444-3580
【参照サイト】ETOWA KASAMA(エトワ笠間)
【参照サイト】コスモスイニシア
松岡 のぞみ
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