しまなみ海道に旅行者と地域住民が交流できる複合施設「Soil Setoda」オープン 

SOIL SETODA LIVING 外観イメージ

株式会社しおまち企画は4月10日、広島県尾道市の生口島(いくちじま)に、複合施設「Soil Setoda」をオープンした。

Soil Setodaは瀬戸田港に面した地域住民と旅行者向けの複合施設だ。施設は、江戸時代末期にこの地域の豪商によって建てられた築140年の蔵をリノベーションした「Soil Setoda KURA」と、その向かいに新築された「Soil Setoda LIVING」の2つのコンテンツから構成される。ともに、地元瀬戸田の古くからの繁華街「しおまち商店街」の入り口に位置し、フェリーで来る観光客を出迎える。

「Soil Setoda KURA」には、地元のアクティビティの提供を取り扱う観光案内所とポートランド生まれで日本初店舗となる「Overview Coffee」の焙煎所が設置される。「Overview Coffee」は環境保護活動家でプロスノーボーダーのAlex Yoder氏によって設立されたコーヒーブランドで、地球温暖化抑制に対してもっとも効果的な農法といわれるリジェネラティブ・オーガニック農法によって生産された豆を専門に取り扱っている。

「Soil Setoda LIVING」は、1階に薪火料理のカジュアルレストラン「Minatoya」と誰もが自由に利用できるフリースペースの「Living room」、そして2階のゲストルーム「Soil Stay」からなる。定員2名と4名のゲストルームを備え、2019年に政府が指定したナショナルサイクルルートであるしまなみ海道を訪れるサイクリストグループも利用しやすい。

Living Room(ラウンジスペース)の完成予想図。右手のカウンターは「Minatoya」

ラウンジスペースの完成イメージ

「Soil Stay」の宿泊料金は、ダブルベッドとワークデスクのある定員2名のプライベートルームは1名9,900円から、シングルベッド4つとサイドテーブルのある定員4名のブループルームは1名4,400円からとなっている。ともにトイレ、シャワーランドリーは共有だ。また「Soil Stay」宿泊者は、徒歩1分の場所にある提携先の銭湯「yubune」も利用可能だ。そのほか、ワーケーション向けプランも用意される。

しおまち企画は、ローカルとサステナビリティに配慮した「Soil Setoda」を生口島瀬戸田地域の新たなコミュニティセンターと位置づけ、商店街を含む地域全体の活性化を図る。少し商店街を入った先には、3月にオープンした富裕層向けホテル「Azumi Setoda」もあり、新型コロナウイルスの影響が沈静化した後は訪日旅行者にも人気のスポットとなりそうだ。また瀬戸田は、2020年に就航した広島から三原を結ぶJR西日本のクルージングフェリー「SEA SPICA」の経由地のひとつにもなっている。尾道市から車で30分、フェリーで40分のアクセスのよさと島の雰囲気も魅力がある。

「ローカルをグローバルマップに載せる」との理念のもと運営される「SOIL SETODA」は、国内外のサイクリストをはじめ、地域住民からも愛される魅力ある拠点となりそうだ。

【ウェブサイト】SOIL SETODA ウェブサイト
【ウェブサイト】Soil Setoda | 公式予約 | 広島県
【ウェブサイト】SOIL SETODA インスタグラム
【ウェブサイト】しおまち商店街 オフィシャルサイト

(Livhubニュース編集部)