雄大な自然に身を置き、心と体を解放する。そんな体験が、経営者の創造力を呼び覚まし、新たな可能性を見出すきっかけになるかもしれない。愛媛県松野町の四万十川源流域・滑床渓谷「森の国Valley」で開催される「ビジョン探究リトリート」は、まさにそんな特別な機会を提供する。
経営者向け「ビジョン探究リトリート」
2025年2月27日〜3月1日の3日間、大自然の中でのAwe体験を通じて、経営者が自分自身と向き合い、人生や経営における志や在り方を再確認するための経営者向けのプログラム「ビジョン探究リトリート」が開催される。プログラムは大きく分けて2つの要素で構成されている。
1)ビジョン探求ワークとディスカッション
参加者は、自身の内なる情熱や描きたい未来について気づきを得るワークやディスカッションに参加する。これらは屋内外で実施され、経営者としての真の想いを顕在化させ、企業ビジョンを深掘りする機会となる。また、ブランディングやビジョン実現に関する個別相談も可能だ。

2)自然共生体験
滑床渓谷での散策や川遊び、植林体験など、様々な自然共生体験を通じて、参加者は自然とのつながりを実感する。さらに、地域コミュニティ「森の国Valley」の住民との対話や、地元の自然食材を使った食事を通じて、自然と共生する暮らしや生命の循環について考察する機会も設けられている。

このリトリートは、ビジョン経営を推進したい方や、社内コミュニケーション、人材育成に課題を抱える方、日々の業務に追われてビジョンを再確認する時間が取れない方などに特におすすめだ。また、Awe体験を通じてリフレッシュし、新しい視点を得たい方にも適している。
Awe体験とは?
Awe(オウ)とは、日本語で「畏敬の念」を意味し、Awe体験とは、果てしなく壮大な自然や宇宙、アートなどを前に、自分の存在の小ささを知る体験のことを指す。近年、脳科学やポジティブ心理学の分野で注目されており、心身や脳に良い影響を与えるだけでなく、人生観の変容や自己成長にもつながるとされている。
プログラム担当者について
このユニークなプログラムを導くのは、以下の専門家たちだ。
伊達実紀氏(株式会社コトヴィア代表):
感性デザイン経営コンサルタントとして、企業や地方のアイデンティティ構築、ブランド戦略に20年以上従事。Awe体験を通じた人間の可能性や進化、自然資源や日本文化の魅力化、子どもの感性教育領域を研究している。

細羽雅之氏(株式会社サン・クレア代表):
ホテル経営者として、コロナ禍を機に自然と共生する暮らしの価値を再認識。現在は愛媛県松野町の超限界集落に移住し、オルタナティブな生き方を実践している。

坪井映二郎氏(プラネタリーコーチング・コーチ):
自身のAwe体験をきっかけに森の国に移住。狩猟や自然栽培の経験を活かし、コーチングを通じて自然の魅力を伝える活動に従事している。

【開催概要】
日時:2025年2月27日(木)14:00 〜 3月1日(土)11:00
場所:愛媛県松野町 滑床渓谷 「森の国Valley」
宿泊場所:「水際のキャンパス」(専用個室提供)「水際のロッジ」(要追加費用)
参加費用:初回特別価格 25万円(税別)
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現代の経営環境は、事業の成長と社会貢献、利益と持続可能性という相反する課題に直面している。そんな忙しい日常を過ごす経営者や起業家こそ、大自然の中でのAwe体験を通じて、自身の感性や感覚を解放し、創造力を高め、企業経営の新たな可能性を見出してはいかがだろう。
自然と共生する暮らしを体験することで、次世代の経営に求められる社会貢献やサステナビリティ、循環経済への理解を深める機会となるかもしれない。未来を切り開く第一歩として、特別な3日間をぜひ。
【参照サイト】大自然でのAwe体験を通じた、経営者向けプログラム「ビジョン探求リトリート」を森の国Valley(愛媛県松野町)で開催します。|PRTIMES
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