玄海国定公園エリアにてパーソナルモビリティを活用した「ワーケーション×ツーリズム」実証実験開始

ソルトワーケーション

株式会社スマートデザインアソシエーションは、近畿日本ツーリスト九州と連携し、玄海国定公園西部エリアのコワーキングスペースと、パーソナルモビリティを連携させたワーケーション×ツーリズムの実証実験を10月16日より実施している。

本実証実験の目的は、新型コロナウイルスの影響により、観光業への大きな影響があった玄海国定公園西部とその周辺地域の地域活性化や、持続的なワーケーションの新しいモデルを創出することだ。将来的には、これらの観光客が、地域の関係人口となり、移住までつながるような、持続的なツーリズム型の地域活性事業も目指す。

玄海国定公園内には自然豊かな環境が整っており、釣りやSUP、カヤックなどマリンアクティビティが盛んだ。そこにトヨタ自動車株式会社と協力した、パーソナルモビリティという新たな移動手段を活用することで、地域魅力発見型の次世代型のワーケーション×ツーリズムプログラムを開発する。

利用者は、シェアオフィスSALTに配備されている「トヨタ製TOYOTA i-ROAD」や「トヨタ車体製COMS」のパーソナルモビリティを自身で運転し、観光ガイドなどには紹介されていないさまざまなスポットをめぐりながら、国定公園内を移動することができる。運転前には安全に走行するための講習も実施。パーソナルモビリティの充電スポットも地域の各所に用意されている。

また、株式会社近畿日本ツーリスト九州と協力し、地域の魅力を感じることができるスポットや飲食店をめぐるルートや、釣りや登山など国定公園内でのアクティビティを楽しめるツアーを開発し、販売する。利用者は、糸島半島1周コースや 海づり公園コースなど、国定公園内や周辺地域で魅力的なプランを楽しむことができる。

実証期間は、2020年10月16日~2021年2月28日の約4か月間。予約・販売の受付は2020年10月16日より開始している。また、本実証実験は10月5日に「移動サービスで北部九州を未来へ繋がるよかまちへ」をコンセプトに発足した「よかまちみらいプロジェクト」の移動サービスの1つとして、プロジェクトとも連携している。本実証実験を機に、玄海国定公園周辺エリアの観光や地域の活性化に期待が高まる。

【予約サイト】現地観光プラン パーソナルモビリティ周遊ツアー│近畿日本ツーリスト
【公式サイト】SALT Workation – ソルトワーケーション
【コーポレートサイト】株式会社スマートデザインアソシエーション

(Livhubニュース編集部)

The following two tabs change content below.