日本旅行、カーボンオフセットの仕組みを取り入れた「JRセットプラン Carbon-Zero」を発売

株式会社日本旅行は2月12日、SDGsの取組みの一環として、新たな旅行商品としてカーボンオフセットの仕組みを取り入れたプラン「JRセットプラン Carbon-Zero(カーボンゼロ)」を発売する。

このプランは、国内旅行ブランド「赤い風船」のJRセットプランの購入者が、利用時に発生する新幹線や特急列車の二酸化炭素排出量相当額を別途支払うことで、カーボンオフセットできるというもの。カーボンオフセットとは、日常生活などで排出するCO2などの温室効果ガスの削減努力をするとともに、それでも削減しきれない分の全部または一部を、他の場所で行われる温室効果ガスの削減活動に投資することなどにより、埋め合わせ(オフセット)することを意味する。

今回のプランでは、利用者が支払う別途料金により、日本旅行が国のJ-クレジット制度の認証を受けている滋賀県造林公社からJ-クレジット(CO2吸収量)を購入することで、利用者のJRでの移動による二酸化炭素排出量を埋め合わせる仕組みをとる。埋め合わせをする分は、琵琶湖源流にある森林の保全と低炭素社会に向けた取組みに充てる。国が認証するJ-クレジット制度とは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度のことをいう。

J-クレジット

今回のプランの支援対象地には、一般社団法人滋賀県造林公社がJ-クレジット認証森林として管理する「滋賀県米原市上板並(宇山)」の森林が設定されている。それにあたり、日本旅行と滋賀県造林公社、滋賀県の3者は、2月2日に「びわ湖カーボン・クレジットパートナー協定書」を結び、活動対象となる森林を「赤い風船の森」と名付けた。

商品は、2月12日(金)より、西日本エリア発・赤い風船旅コレクションで、京阪神・北陸・中国地区発「北陸」、京阪神・中国地区発「城崎・湯村・丹後・天橋立」、京阪神・中国地区発「鳥取・島根」、京阪神・中国・北陸地区発「京都・大阪・神戸」、京阪神・中国地区発「岡山・広島・山口」、京阪神・中国地区発「四国」の6プランが展開される。日本旅行グループの西日本地区(関西、北陸、中国、四国地区)の各支店やウェブサイトにて購入できる。

なお、利用者が支払うオプション料金は、たとえば大阪から金沢までの移動距離267.6kmで100円や、新大阪から出雲市までで150円などと設定されている。

※鉄道のCO2排出量は、1人1kmあたり18g(2018年度)をベースに算出

今後もSDGsの推進に向けた他のプランの展開に注目だ。

【ウェブサイト】JRセットプラン Carbon-Zero(カーボンゼロ)

(Livhubニュース編集部)