スイッチエンターテイメント株式会社は5月20日、空室期間に短期的に借り上げ、民泊(住宅宿泊事業)として運用するサービス「隙間スイッチ」を開始した。

東京23区内を対象エリアとし、最短で3か月間の運用から対応、不動産の買取再販をする不動産会社やディベロッパーを対象とする。たとえばアパート等の不動産を買い取った後に新築物件を建設するために住人に立ち退きを求める際、その交渉に時間がかかる場合など、空室があればそれらを短期的に借り上げ、民泊として運用し、オーナーも賃料収入が得られるようにする。
同社は、これまで手掛けてきた民泊物件向けの部屋の退去サービス「撤退太郎」や民泊物件向けの部屋の立ち上げサービス「立上花子」などの運用ノウハウがあることから、低コストで物件の設営から撤退までを自社で完結でき、短期でも収益をあげられるとしている。なお、都内10部屋以上の取り壊し予定の物件を約半年間借り上げてテスト運用し、収益化できたという。
同社は、住宅宿泊事業法における用途地域と消防設備に関する課題から対象となる物件数は限られるものの、拡大を図りたいと意気込みを示す。
【サービスサイト】隙間スイッチ
【コーポレートサイト】スイッチエンターテイメント株式会社
(Livhubニュース編集部)
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