7月5日から7日の3日間、徳島県でシェアリングエコノミーをテーマとするサミット「四国シェアサミット2019」が開催される。主催するのは「うだつの街並み」で知られる徳島県美馬市・脇町に本拠を置く株式会社ウダツアップ、株式会社パソナ JOBHUB、一般社団法人シェアリングエコノミー協会だ。
行政や民間企業、NPOなどの垣根を超えて日本中からシェアリングエコノミーの推進者と実践者が集まり、「シェア」をテーマに伝統産業、新経済圏、観光、スキル、空間、移動、まちづくりなど、さまざまなトピックで最先端のトレンドや実践事例について話し合う予定だ。
初日は徳島大学、2日目は脇町うだつの町並みにある吉田家住宅質蔵、そして3日目は同じく脇町に本拠を置く印刷会社・ナカガワアドが運営する宿泊施設付きのコワーキングスペース、ADLIVが会場となる。
シェアリングエコノミー協会によると、国内における2018年度のシェアリングエコノミーの経済規模は過去最高となる1兆8,874億円で、現状のペースで市場拡大が進んだ場合、2030年度には海運業やアパレル業と同等規模となる5兆7,589億円になると試算している。
住居やオフィス、家具などの遊休資産を個人や法人が貸し借りしあうシェアリングエコノミーの考え方は、空き家対策やまちづくり、観光振興など持続可能な地方創生の切り札としても注目されている。
今回の「四国シェアサミット2019」では、シェアリングエコノミーの仕組みを活用してどのように地方に眠る遊休資産や文化的価値、そこで暮らす人々が持つ能力を引き出すかという点も大きなトピックの一つとなる。地方とシェアリングエコノミーの可能性について考えを深めるまたとない機会だ。興味がある方はぜひ参加してみてはいかがだろうか。
【参照サイト】四国シェアサミット2019
【参照サイト】Peatix申し込みページ
(Livhubニュース編集部)


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