自然の中で遊び、自然に感謝を。「HINOKO TOKYO」で檜原村の環境保全を掲げるサウナイベント開催

アウトドアが好きだ。海や山、川などの自然に囲まれて過ごす時間は、私たちを開放的な気分にさせてくれたり、気持ちをリラックスさせてくれたりする。一方で私たちは自然に対して、何かできることはあるのだろうか?

トレイルヘッズ株式会社は、今年11月に檜原村の環境保全のための啓発活動「BACK TO RIVER」プロジェクトを立ち上げ、その一環として、12月4日(日)にサウナや釣りなど、川でのアウトドアアクティビティを楽しむ仲間たちと、秋川でのサウナイベントを開催した。

今回のサウナイベントは、檜原村を流れる秋川の上流部に、現在産廃焼却場の建設が計画されていることを受け、住民の反対活動を応援するために立ち上げたもの。自然の中で気持ちよく遊びながら、この問題を広く知ってもらうことを狙いとしている。地域にある自然で遊び、地域の環境問題と向き合い、今ある環境に感謝の気持ちを持てるイベントだ。

BACK TO RIVERプロジェクトとは

BACK TO RIVERプロジェクトとは、普段からアウトドアで遊ぶ仲間たちが、自分達のフィールドが壊されそうになった時に一致団結して声を上げるムーブメントを作りたいと、トレイルヘッズが立ち上げたプロジェクトだ。

檜原村の秋川上流部に産廃焼却場の建設が計画されたことを発端に誕生し、まずはこの問題の認知度向上と、多くの賛同を集めるために尽力している。さらには、秋川に限らず、他の地域でも環境を壊す恐れのある問題が起きる可能性と向き合い、自然を愛するものたちが環境を守るためにアクションを取る、そんな仲間の輪を広げることを目指している。

今人気のサウナをメインとしたイベント

サウナイベントは、トレイルヘッズが運営する会員制キャンプ場「HINOKO TOKYO」で開催された。常設のHIINOKO SAUNAに加えて、3台のテントサウナを河原に設置。今もっとも川を楽しんでいるサウナ好きや、釣りをはじめとした川でのアウトドアアクティビティを楽しむ仲間、約40名が集結した。

サウナで温まったあとは秋川へ

自然の中、薪で温めたサウナで汗を流したらそのまま、川へ飛び込む。秋川の透き通った清流に、サウナーたちも大喜び。その後は思い思いに河原で外気浴をして過ごせるのも、自然の中ならではのサウナの楽しみ方だ。

焚火で料理も

旅する料理人の三上奈緒さんによる焚き火料理も用意された。秋川の渓流魚と近隣の野菜、旅先で仕入れた野菜を檜原の水で炊き上げたパエリアが完成。参加者で分け合いながらいただく、まさに自然の恵みに感謝する時間だ。

好きなことを通して問題と向き合おう

好きなことを心ゆくまで楽しめる環境は、いつまでも残っていてほしいもの。この先も自然やアウトドアを楽しむためにも、環境問題や、地域課題に目を背けないようにしたい。まずは今ある自然に感謝の気持ちを持って、問題と向き合ってみてはいかがだろうか。

【サンクスヒノハラプロジェクトについて】
檜原村では、村の住民の方々が、自然環境や自分たちの暮らしを守るために産廃焼却場の建設に反対する運動を行っている。「サンクスヒノハラプロジェクト」は村外から、この運動・住民・檜原村を応援する企画だ。この一環で、反対の署名活動を行なっており、10万人の応援の声を集め、東京都に届けようとしている。もしこの問題自体や、本プロジェクトに興味がある方は、ぜひサイトを訪問して考えてみてほしい。

サンクスヒノハラ 公式サイト

【参照サイト】TRAIL HEADS 公式サイト
【参照サイト】HINOKO TOKYO 公式サイト

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