京王電鉄、高尾山口駅前体験型ホテル「タカオネ」7月17日開業

京王電鉄株式会社は7月17日、高尾山口駅前体験型ホテル「タカオネ」を開業する。

体験型ホテル「タカオネ」は、タカオネで過ごす時間そのものが、アクティビティのような一つの体験として楽しめることを目的とし、能動的に体験できる機会を提供する。高尾山にほど近い立地を活かし、日帰り登山では味わえない飲食やアクティビティの拠点となるべく、高尾山エリアの魅力を広める。

街に開かれた施設を目指して開業するホテルの1階には宿泊する人だけでなく、訪れるあらゆる人が利用できる「街のテラス」を設ける。

街のテラスの完成イメージ

エントランスエリアにあるウェルカムカウンターでは、高尾山エリア全体にフィールドを広げた過ごし方の提案を行う。中庭で薪を割って火を起こし、みんなで食事をつくる「焚き火ディナー」や、朝日を見に行く「裏山サンライズハイクツアー」、街と山を巡る「高尾ローカルツアー」など、登山やアウトドアスポーツの枠にとらわれない、さまざまなアクティビティを楽しむことができる。

場所は、高尾山口駅から徒歩1分。客室数28室、定員約172名。スタンダードルームをはじめ、テラス付きのスタンダードルームや、2段ベッドのあるスーペリアルーム、ルーフトップバスルームなど用途に応じた部屋が用意されている。家族やグループでの一般的な利用に加え、学生や社会人、サークルなどさまざまな団体の合宿や研修にも適している。

タカオネの開業に先立ち、山登りだけではない高尾山エリアの「楽しみ方(カタ)」や魅力を発信するコミュニティサイト「タカオのカタオ」を開設している。企画・プロデュースは京王電鉄株式会社、運営は株式会社R.projectが行い、高尾山エリアで活躍する方や縁のある方「タカオのオカタ」とともに展開する。

高尾山で登山をする人だけではなく、大自然を満喫できる合宿施設として、またワーケーションなどの新しい働き方の拠点として、さまざまなコミュニティを活性化する場としての利用が期待される。

【ウェブサイト】タカオネ
【ウェブサイト】タカオのカタオ

(Livhubニュース編集部)

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明田川蘭

大の旅好き&温泉好き。一人で海外へ、一人で車を走らせて日本の名湯へ。アフリカ大陸と北極南極以外に降り立ち、行った国は30を越え、巡った温泉地は100を超える。沖縄観光メディアの編集者やホテルメディアの立ち上げ経験あり。「旅は人の心を豊かにする」と本気で思い、記事を執筆している。