ソフトバンクグループとOYO Hotels & Homesとの合弁事業であるOYO Hotels Japanは10月29日、顧客向けの日本語版アプリをローンチしたことを発表した。アプリはAndroidとiOSの両プラットフォームに対応し、50以上の都市にある100以上のOYOのホテルへのパーソナライズされた予約を提供する。
今回のローンチにより、OYOはオンラインでの予約体験を日本のユーザーに拡大し、増え続けるインターネットユーザーへのリーチを図る。多くの革新的な機能とリーズナブルな価格に加えて、英語から日本語に切り替える言語変更機能も備える。なお、OYOの宿泊施設は、アプリ以外にもOYOのウェブサイト、OTA、ウォークイン(予約なしで宿泊施設を訪れ、その場で予約すること)、モバイル版ウェブサイトにて予約できる。
現在、同社がグローバルに向けて提供しているアプリは、英語と日本語のほかに、インドネシア語、ベトナム語、アラビア語、ヒンディー語に対応している。そして、Androidで5段階中の4.2、iOSで5段階中の4.7と高い評価を受けており、両プラットフォーム合計で2,500万回以上ダウンロードされている。
このたびのアプリのローンチを受け、OYO Hotels&Homesグループ CEO兼創設者のリテシュ・アガルワル氏は「先週、日本国内の100を超えるホテルでのサービス開始を発表しました。本日、喜ばしいことに、ボタンをクリックするだけで、ゲストが質の高い宿泊施設を見つけることができるこのお客様向けアプリの日本語版の開始を発表することになりました。」と述べている。
なお、OYO Hotels&Homesは2013年の設立後、世界第2位のホテルチェーンにまで成長し、ホテルや住宅、ワーキングスペースなどの事業を展開している。35,000を超えるホテルと120万室以上の部屋を管理運営し、125,000以上のバケーション・ホームを世界のゲストに提供しており。バケーション・ホームのカテゴリーでは、OYO Homes、Belvilla、Danland、Dancenter、そしてドイツのTraum-Ferienwohnungenの施設を、日本、アメリカ、ヨーロッパ、イギリス、インド、マレーシア、中東、インドネシア、フィリピンといった世界80か国800以上都市で展開している。
OYO Hotels Japan社は先週10月23日に、日本での本格ローンチの開始を発表したばかりだ。日本市場への事業参入からわずか半年で東京、大阪、京都をはじめとする、全国50か所以上の都市で100軒以上のホテルが展開されることに加え、グローバルでのアプリ評価の高さからも、国内でのアプリ利用者も今後増加することが見込まれる。半年間での快進撃もあり、同社の動向は今後も注目されそうだ。
【サービスページ】Google Play:OYO: お客室の検索・予約
【サービスページ】App Store:OYO: お客室の検索・予約
【関連サイト】OYO Hotels Japan予約サイト
【関連サイト】OYO Hotels & Homes
【関連サイト】OYO LIFE
(Livhubニュース編集部)
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