株式会社MASSIVE SAPPOROは3月27日、同社の無人ホテルブランド「UCHI」の事業拡大において、株式会社SQUEEZEと業務連携することを公表した。MASSIVE SAPPOROは、SQUEEZEが提供するシステムソリューションを採用することで、宿泊事業の効率化と事業拡大を図る。
MASSIVE SAPPOROは2018年12月、同社が開発から運営までを総合的にプロデュースする無人オペレーション型ホテルブランド「UCHI Living Stay」の一棟目の運営を開始している。同社は2015年にSQUEEZEと民泊運営代行事業で業務連携を行っており、今回、無人ホテルの展開においても連携することで無人ホテルの新たな運営モデルを展開する。
同社はホテルの無人運営にあたり、SQUEEZEが開発・販売する宿泊予約の一元管理システム「suitebook(スイートブック)」を活用するほか、個室のドアにSQUEEZEが販売する「igloohome(イグルーホーム)」のスマートロックを使用する。「igloohome」は「suitebook」とAPI連携しており、宿泊客の予約管理から鍵の暗証番号管理までの業務効率化を実現する。
無人ホテル運営においては、宿泊客のチェックイン時には本人確認システムを導入し、フロントに設置したタブレット端末と内蔵カメラでパスポート照合と本人確認を行うことで、24時間遠隔でチェックインに対応する。そして、宿泊料金については、オンラインでの事前決済を採用し、キャッシュレスで運営する。
MASSIVE SAPPOROは今後、SQEEEZE社との連携を強化し、北海道内で「igloohome」を利用したい個人や導入を検討する事業者・企業などの窓口となると同時に、無人ホテルブランド「UCHI」を全国へ拡大する方針だ。
【ウェブサイト】株式会社MASSIVE SAPPORO
(Livhubニュース編集部)
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