ecbo株式会社は5月31日、荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」の大阪進出を公表した。
2017年1月に東京都内でサービスを開始した「ecbo cloak」は「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」とをつなぐシェアリングサービスだ。カフェやショップを荷物預かり所にすることで、同時に「おもてなし体験」も提供する。スペースを提供する店舗は、これにより副収入や集客につながるなど様々なメリットが生まれる。
大阪は、NYタイムズ紙が選ぶ「今年行くべき世界の都市2017」に単独で選ばれる等、世界から注目される都市だ。昨年大阪を訪れた外国人観光客数は941万人に上り、今年はさらに1000万人以上を目指している。
しかし、新大阪・なんば・心斎橋など主要な駅の全コインロッカーのうちスーツケースが入るサイズのものは約300個である。「ecbo cloak」は大阪において「荷物預かり所」の需要が高まるとみて、道頓堀や新世界などのグルメスポット、黒門市場の近辺に多数の加盟店を用意した。
加盟店は、道頓堀沿いで観光案内所としても営業している「LINE-UP INC.」。黒門市場にほど近い、たこ焼き体験ができる民泊カフェ「ええ庵インフォメーションカフェ」。天ぷら乗せ放題の天丼ランチが有名な「旬菜鮮魚てつたろう梅田中崎町店」や、心斎橋にある本格中華料理店「大成閣」をはじめとする飲食店など、業態は幅広い。また、ecbo cloak加盟店の中で初のメイドカフェ「マジックアップル」も参加する。
このような荷物預かりサービスが大阪の街中に浸透すれば、観光客はより気軽に荷物を預けるサービスを利用することができ、これまで以上に快適に旅を楽しむことができそうだ。
【参照リリース】食い倒れの街、大阪にコインロッカー革命!荷物預かりサービス「ecbo cloak」がついに進出!
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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