インバウンド関連事業を行う株式会社G Propertyは5月30日、旅行客の「手ぶら観光」を支援する空港と宿泊施設間の手荷物当日配送サービス「Airporter(エアポーター)」を今年4月にリリースして以来、1か月強で民泊施設の提携数が都内300物件から3倍以上の1,000物件を超えたことを公表した。急拡大につき、6月1日より東京ディズニーリゾートや大阪など人気エリアも追加する。
「Airporter」は民泊施設と空港間に特化してサービスを提供している。民泊ゲストが出国直前まで手ぶらで観光を楽しむことができるようにすることで、民泊物件のレビュー向上が期待できる。今回、これに加え宿泊施設(ホテルや旅館等)と空港間にも手荷物当日配送サービスを提供する。これに伴い、現在東京23区内限定だった配送エリアに人気の東京ディズニーリゾートエリアが新たに加わる。
また、東京に継ぐ人気エリアである大阪でも試運転を開始する。関西国際空港ではLCCの離発着が多く24時間訪日旅行客を受け入れており、Airporterを望む声も多いという。まず100物件を対象に大阪市内の宿泊施設と関西国際空港間で試験運用を開始する。

さらに、利用者から要望の多かった到着便のサービスも開始する。これまで、チェックアウトした後の荷物を集荷し、空港へ届けるサービスであったが、日本に着いた直後から「手ぶら観光」が可能となるよう、宿泊施設でチェックインする際に荷物を受け渡す。
Airporterは6月1日よりメトロエンジン株式会社が提供する「メトロチャット」においても利用可能となる。「メトロチャット」の機能に「Airporter」のボタンが追加される。今後「アーリーチェックイン」「レイトチェックアウト」「荷物」の問題はAirporterのボタンひとつで解決することが可能となる。

【参照リリース】「手ぶら観光」をスマホで注文!手荷物当日配送サービス『Airporter』が、1ヵ月で急速拡大!
【関連ページ】大阪府の民泊・旅館業簡易宿所・特区民泊に関する条例・法規制
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
最新記事 by 平井 真理 (全て見る)
- アソビシステム、Airbnb Japanと包括連携協定を締結。原宿カルチャーがAirbnbで体験できる - 2018年3月20日
- Airbnb、福岡で「体験」サービス開始。商店街活性化のモデルケース作りへ - 2018年3月20日
- 日本初クラウドホテル「SEKAI HOTEL」と民泊総合研究所、共同セミナー開催へ - 2017年7月11日
- Airbnb、全予約の14~27%が「おひとりさま」。「体験」を活用した1人旅が人気に - 2017年7月7日
- AMBITIONの特区民泊事業認定東京第2号物件、AirTripで予約販売開始 - 2017年7月7日