アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドの子会社である株式会社iVacation(以下、iVacation)は11月24日、株式会社メタップスの子会社であり民泊運営サポート等のサービスを展開する株式会社VSbias(以下、VSbias)と提携し、VSbiasが大阪府の国家戦略特別区域において運営を行う民泊施設にiVacationが開発を行う「TRIP PHONE」を導入することを公表した。

「TRIP PHONE」は多言語対応のトリップコンシェルジュが施設のフロントスタッフに代わり、24時間チャットにて観光案内やレストラン予約、タクシー手配など、旅行中のサポートや宿泊者の要望に応える訪日外国人向けの民泊デバイスだ。
今回「TRIP PHONE」が導入されるのは、2017年10月に大阪にオープンした「Commune九条」だ。「Commune九条」はVSbiasが企画運営を行うスマートチェックインやAIを運営に活用した無人型宿泊施設で、2017年11月にはすでに稼働率80%を超えている。「TRIP PHONE」導入により、IoTを活用した日・英・中(繁・簡)・韓といった多言語対応のコンシェルジュサービスや利用者向けコンテンツの提供など、無人運営施設にはないサービスを付加することで宿泊者の満足度向上を図る。

iVacationは今回の導入を機に大阪府の特区民泊施設への導入を進め、サービスエリアを拡大していく見通しだ。
【サービスサイト】TRIP PHONE
【関連ページ】VSbias、大阪市に無人型宿泊施設「Commune」オープン。11月稼働率80%超え、運営方法を公開するセミナーも開催へ
(Livhubニュース編集部 平井 真理)


最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 「夏のサントリーニ島はおすすめしません」仏・旅行会社が人気観光地を“ディスる”広告を出したワケ - 2025年7月3日
- オーバーツーリズムを超えて「人口過多」のバリ島。観光は悪なのか - 2025年6月25日
- 「原風景を守る」ための地域需要を。バリ島のハイパーローカルなレストラン - 2025年6月25日
- アジアの旅を、未来へつなぐ学びの場。GSTCとAgodaによるサステナブルツーリズム・アカデミーが開校 - 2025年6月25日
- 森林浴:森とのつながり、その過去、そして私たちの未来 - 2025年3月17日