株式会社メタップスの子会社である株式会社VSbias(以下、VSbias)は11月17日、AIなどを活用した無人型宿泊施設「Commune(コミューン)」を10月に大阪でオープンしたことを公表した。あわせて、Communeのような「新しいタイプの宿泊施設」を活用した、空室活用・不動産投資に興味がある法人を対象としたセミナーを開催する。
Communeは、スマートロックやタブレットを活用したスマートチェックインシステム、AIを活用した業務自動化などにより、現地スタッフが常駐していない場合でも運営ができることを目指した次世代型の宿泊施設だ。レストラン予約やタクシー配車、病院への連絡など「旅行サポート」や、音声アシスタント端末によるハンドフリーサービスなどを提供しており、運営者は人件費を削減でき、宿泊者はプライベートな時間を堪能できる仕組みとなっている。すでにCommuneの11月の稼働率は80%を超え、予約は好調だという。
実際の運営は各自治体の保健所の指示にしたがって行っているが、VSbiasは民泊の利回りのよさは無人運営によるところが大きいとしている。しかし、無人運営をしている民泊物件のほとんどは法規制的にグレーの状態であり、問題視されている。こうした問題をクリアにし、Communeの導入を進めるため、法人向けセミナーも開催する。
「民泊総合研究所 主催 無人型宿泊施設「Commune」オープンセミナー <法人様限定>~特区民泊の運営支援サービスを開始~」と題したこのセミナーは11月27日、西新宿6丁目にある住友不動産新宿オークタワー30階で開催される。先着35名、参加費用は無料だ。
特に大阪市で不動産投資としての利回りを重視した1棟物件の空室の活用を5億円以下で始めたいという法人担当者の方は、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
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