マンスリーマンションサイト「KaguAruoo」取り扱い物件数7,000件突破、契約・決済ほかオンライン完結で利用増

マンスリーマンションのプラットフォーム「KaguAruoo(カグアルー)」の物件数が、非掲載物件を含め10月時点で7,000件に到達した。また、利用者数は5,000名に、累計予約件数は3,300件に到達した。

カグアルーは物件掲載から、問い合わせ対応、賃貸契約、賃料決済までのすべてをオンラインで完結できるマンスリーマンションの掲載サイトだ。昨年6月に施行された住宅宿泊事業法において民泊の年間営業日数が180日以下と定められていることから、180日を民泊として運用し、残りの日数をマンスリーマンションとして運用する「二毛作民泊」を行うオーナーの利用を見据え、昨年3月にリリースされた。

外国からの入居者に強いマンスリーマンションプラットフォームとして、特に欧米からの長期出張、留学などのニーズを獲得して拡大しており、最近ではユニオンマンスリー、OYO Life、ハウジング恒産といった大手マンスリーマンション業者も参画している。

サービスの特徴として、敷金、礼金不要ですべて即日入居できる物件を用意しており、空室の場合は予約時点から24時間以内に入居できる。通常のマンスリーマンションはほとんどが契約から決済まで1週間以上かかることから、これらの特徴が強みとなり、すでに来年のオリンピック期間前後の予約が入りつつある状況だという。

マンスリーマンション用賃貸サイトの多くは検索のみであり、契約や手続きにおいては人の手を介したオフライン作業となることから、カグアルーでは、民泊サイトに慣れたオーナーが同じ感覚で使えるよう、すべてをオンラインで完結する仕組みとしている。これにより、従来は契約時に必要だった煩雑な対面、書面契約、入金作業、電話対応などの煩雑なやり取りが不要となり、人件費削減にも貢献する。Airbnbをはじめとする民泊サイトのカレンダーやGoogleカレンダーとも同期できるため、ダブルブッキングを防いで物件の管理や清掃業者の手配を行うことができる。

サービス拡大にともない機能も随時拡充しており、写真のドラッグアンドドロップによる編集機能や月次分割支払い機能、予約後の条件変更(日程、人数、物件)機能などを搭載し、利便性を高めてきた。そのほかにも、8時から24時まで年中無休の外国人入居者向けのサポートデスクとのチャット機能や、物件紹介・サイトの利用方法などをリアルタイムで提供する機能で、初めて来日する留学生や出張者が安心して日本の住居を探せるよう支援してきた。

実際に、KaguAruooで部屋を貸す手順は以下の通りだ。

  1. アカウント作成
  2. 部屋の登録
  3. 予約の承認と契約書の作成
  4. 賃料の受け取り
  5. 注意事項を確認して入居を迎える

1.アカウント作成

部屋の掲載にあたり、まずメールアドレス、身分証明書、銀行口座などを登録し「アカウント作成」をする。

2.部屋の登録

アカウントページに入り、ページ右上の「部屋を登録」ボタンから、部屋の写真のアップロードやカレンダーの設定を行う。部屋のスケジュールは他サイトともカレンダーで共有できるため、マルチプラットフォームでの運営が可能だ。

KaguAruooイメージ

3.予約の承認と契約書の作成

部屋を登録すると、次は、予約の承認と契約書の作成だ。部屋を借りたい人から滞在リクエストが届いたら、承認するか却下するかを決める。承認した場合は「賃貸借契約書」を作成し、入居希望者に送る。賃貸借契約書はサンプルも用意されており、アカウントページから作成することができる。

4.賃料の受け取り

そして、賃料を受け取る。入居者が賃貸借契約書に同意するとすぐ支払いが行われるため、入居後24時間以降に、オーナーが登録した銀行口座に賃料が振り込まれる。受取金額は、賃料・料金等決済額からカグアルーの事務手数料である賃料・料金等決済額の3.5%を引いた金額となる。

5.注意事項を確認して入居を迎える

入居を迎える際には、賃借人から連絡が入った場合には確認し、物件や滞在に関して伝えたいことがあれば賃借人にメッセージを送る。このようにカグアルーでは、マンスリーマンションの経営に必要な作業をすべてオンラインで完結することが可能だ。

ID・パスワードを登録し、プロフィールと身分証明書をアップロードすれば、最短数分で物件を掲載できる。掲載手数料は無料で、決済金額の3.5%を手数料とする成功報酬型だ。着々と利用者数を増やす同サイトを利用することでさらなる収益化を図ってみてはいかがだろうか。

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(Livhubニュース編集部)

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Livhub 編集部

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