福岡を拠点に西日本エリアの宿泊施設を企画、運用する株式会社リクリエは1月14日、IoTやAI、最先端のIT技術を駆使した宿泊施設シリーズの第4弾となる宿泊施設「GRAND BASE TENJIN(グランドベース天神)」を2月1日にもオープンすることを公表した。
同シリーズでは「暮らすように旅をする」と「Tech Plus Hospitality」をテーマに、今までのホテルとは一線を画す「新たな宿泊スタイル」を提供する。2020年までに西日本エリアにて50棟の新規オープンを予定している。
グランドベース天神の特徴は、IoT、毎日自動で暗証番号が変更されるスマートロック、タブレットによるチェックイン、福岡市で不足しているグループ旅行に対応した大きな客室を備えている点だ。客室は最大2名に対応する部屋のほか、最大6名に対応する部屋を3部屋備える。
特にIoTについては、訪日外国人やビジネスパーソンをターゲティングし、客室には高速無線Wi-Fiを完備する。そのほか、客室に設置した4ヶ国語対応タブレットはホテルの利用案内や各種専用アプリとの併用により、宿泊者の利便性を高める。セキュリティに関してもITV監視システムを設けることで、リクリエ本社での24時間の監視を可能としている。
リクリエは今後、月軸の稼働率でなく時間軸での稼働率を向上する施策を続々と打ち出す方針だ。
施設概要

名称 | GRAND BASE TENJIN(グランドベース天神) |
---|---|
所在地 | 〒810-0005 福岡市中央区清川2丁目18番19号 |
定員 | 20人 |
竣工 | 2018年12月 |
構造規模 | 重量鉄骨造4階建 |
オープン予定日 | 2019年2月1日(金) |
アクセス | 地下鉄七隈線「渡辺通駅」から徒歩9分 |
【参照ページ】GRAND BASE TENJIN(グランドベース天神)
(Livhubニュース編集部)


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