株式会社TATERU子会社の株式会社TATERU bnb(以下、TATERU bnb社)は8月27日、⺠泊新法(住宅宿泊事業法)と改正旅館業法に対応した、IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」のレンタル予約の受注件数が300台を突破したこと、および「bnb kit」提供第1号となる宿泊施設が8月29日に大阪市中央区西心斎橋にオープンしたことを公表した。
アメ村の三角公園から徒歩3分に位置する「STAY in the City AMEMURA」は、「bnb kit」の導入により、フロント業務の効率化、セキュリティ強化を図る。さらに「TRIP PHONE」の利用により、施設周辺のおすすめ飲食店の紹介や予約、交通機関の案内やタクシーの予約など、宿泊客のさまざまな要望をトリップコンシェルジュが24時間多言語で対応する。
同施設の部屋面積は13.85~54.20㎡で全18室96床を備え、宿泊料金は1室あたりドミトリーが3,200円から、ツインが13,000円から、Amemura Terraceが50,000円(税抜)となっている。
bnb kitは、4つの方法で解錠できる「スマートロック」、タブレットでチェックイン手続きができる「チェックインパッド」、旅行者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」をセットで提供するサービスだ。ICT(情報通信技術)を活用し、無人運営を可能にする。
宿泊者は、宿泊予約時に発行されるキーナンバーを使用して、宿泊施設に設置された「スマートロック」を解錠、入室し、室内に備えつけの「チェックインパッド」を使用してオンライン上でパスポート確認と本人確認などのチェックイン手続きを行うことができる。
bnb kitの初期費用は30,000円から、月額費用は9,800円からと設定されており、カスタマイズやオプションの追加は別料金となる。TATERU bnb社は住宅宿泊事業法が施行された6月15日より「bnb kit」のレンタルを開始しており、およそ2か月での受注300台超となった。
【予約ページ】「bnb kit」レンタル予約URL
【施設ページ】STAY in the City AMEMURA
(Livhubニュース編集部)
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